こんにちは、公募勢のサメダです。
獲得賞金総額は2017-2024年で170万くらいです。
公募って送ると超高確率で落ちますよね。大賞を取るとなったら、もっと難易度が高いです。
公募に送る作品を作るのって、時間も労力もかかります。落ちるとそれを否定された気分になりがちではないでしょうか。
どうやってコンテスト参加を続けるモチベーションを保ったらいいか?
その答えの一つが、落選してもお得感がある賞を狙っていくことです。
じゃあ、落選してもお得感がある賞とは何?
ということについて、以下詳しく書いていきたいと思います。
落選してもお得感がある賞とは
この4つがコスパがよくておすすめです。
この4つのうちいくつかを満たす賞が、お得感があります。
以下、ひとつずつ見ていきます。
賞枠が多い賞
最上位の賞を取るのは難しいです。ほぼ枠が1であることが多いからです。
その点、賞枠が多ければ、入賞期待値が高くなりやすいです。
というのも、賞枠が多ければ、ちょっと変化球な作品も採用してもらえる余裕があります。
賞として受け入れてくれる作品のレンジが広くなるので、多少カテエラぎみでも、すべり混める可能性が高まるんですね。
賞枠の多い賞にこそ、たくさんの作品を投げてみると、賞を勝ち取りやすくなります。
・参考記事↓
何かもらえる賞
賞金か名誉か、どちらが欲しいかは人によると思います。
ただ、たいていの人は賞金が出ないより出たほうが嬉しいんじゃないでしょうか。
金券や記念品が送られてきたり、振り込みがされた通帳を見たりすると、けっこうテンションが上がるものです。
嬉しさや充実感は、公募という戦場で心が荒れやすい中、貴重な潤いになります。モチベーションアップにつながりやすいです。
6桁7桁の、大きな賞金額の賞を狙うのは難しいです。
しかし、3、4桁台の賞金や記念品をくれる賞なら、探してみるとわりといつも募集がありますので、気軽に挑みやすいです。
少額賞金の賞は、コツさえつかめば比較的取っていきやすいのも魅力です。
また、入賞プレゼントが、お金ではなくて、ノベルティや食品系など、一風変わったものだったりする賞もあります。
入賞しなくても、応募者から抽選で何かが当たる公募もたまにあるので、その辺に注目しながら、公募サイトをあらためて見なおしてみると、楽しさが増すんじゃないでしょうか。
応募作に対してコメントをくれるかもしれない賞
これは、受賞するよりはるかに、自分の成長につながる場合があります。
受賞してしまうと、それが正解だと感じて、そこで考えることをやめてしまうケースもあります。
どの賞も回を重ねるごとにレベルが高くなったり、傾向が変わっていくことが多いので、現状維持は、公募においてリスクになりえます。
その点、応募作にコメントをもらえる賞は、自分だけの課題を与えてもらえるのでお得です。
・(参考記事↓)
応募作のどこがよかったのか、また改善すべき点はどこなのか。
そういうフィードバックをもらえるのって嬉しいですよね。たとえ選考途中で落ちたとしても、もらったコメントを読んで、次に生かすことができます。
自分だけで作品を眺めていると、意外と大きな穴に気づかなかったりします。他者の目を通すことで、作品の完成度が上がるのは間違いないです。
公募に慣れていない場合は、受賞よりフィードバックを集めることを目指していくのも手です。
70%くらいの仕上がりでいいので作品をたくさん完成させ、フィードバックをもらえる賞にとにかく送ります。
「コメントをもらう→作品改善」のループをなるべく速く、たくさん繰り返すと、スキルが上がりやすいです。
この記事(↓)で紹介している目標達成のためのサイクルが回りやすくなるんですね。
ただ、人によって、出版社によって、何を高く評価するのかが違います。
ですので、あまりフィードバックのコメントに振り回されすぎないことも、公募で息苦しくならないようにするコツです。
また、自分に送られたコメントだけでなく、受賞者へのコメントや、総評みたいなものも参考にしつつ、作品作りに挑んでみてください。
上位選考まで進むと次回応募の際に優遇してくれる賞
最終選考候補になると、編集者がついたり、次回応募の際に、1次選考をパスさせてくれる賞が探すとあります。
- 一例)GA文庫大賞
公表されていなくても、実際はそういうシステムになっている、という賞もあるので、探して挑んでみる価値があるかも。
・(参考)GA第15回受賞作↓
まとめ
あんまり落ち続けると、いろいろなことを悲観しがちです。落選してもお得感がある賞を選ぶのが、公募という趣味を続けるコツ。
落ちた時の気分をどうなだめて、脳をだましていくかが大事かも。
落選も悪いことばかりではありません。こじつけですがこんなメリットもあります↓
落選を経験することで、より一層、通過や採用の喜びが増します。
応募コスパがいいかなと思うのは、
- 賞枠が多い賞
- 何かもらえる賞
- 応募作に対してコメントをくれるかもしれない賞
- 上位選考まで進むと次回応募の際に優遇してくれる賞
のあたり。
次回の公募ガチ勢記事は、真面目にコンテストに取り組みすぎると疲れてしまう。では、どうしたらいいか? について書いています。
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