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【pixivとエブリスタの違い】小説投稿サイト比較

小説投稿サイト比較・エブとピクシブ記事アイキャッチ pixiv

小説投稿サイトって色々ありますよね。

自分にどのサイトが合うのかわからない人も少なくないのではないでしょうか。

今回は、pixivとエブリスタについて比較してみました。

エブリスタはすでに登録していて、pixivの小説投稿の評判どうかな? と思っている人に特におすすめの記事です。

結論から言うと、

  • 二次創作するならpixiv。小説サイト中屈指に、二次創作の環境が充実。
  • 逆に、一次創作を読まれたいならエブリスタおすすめ。

です。以下、詳しく見ていきます。

pixivとは

2007年からサービスが開始された、お絵かきコミュニティです。

2010年に、小説投稿機能が実装されました。

近年は、海外ユーザーの比率が高くなってきている印象です。

個人的な印象では、あ、誰かが評価してくれた、と思ってプロフィールを見に行くと、高確率で海外勢です。

主観ですが、海外勢の方が、評価をマメにくれる気すらします。


評価の基準となるもの比較

  • エブリスタの「本棚」は、pixivでいうと「ブックマーク」です。
  • エブリスタの「スター」は、pixivでいうと「いいね」です。

エブリスタもpixivも、点数評価制ではないので、低点入れられた、という怒りを持つ心配がないので安心かと思います。

pixivはかつて、10点満点の評価制だったので、それはそれは荒れていた時代がありますが、今はいろんな意味で落ち着いた印象です。

お絵かきコミュニティの主戦場が、X(ツイッター)などに移行しつつあるのも大きいのかなと思います。


二次創作ができるか比較

エブリスタは二次創作禁止です。

似ていなかろうが、上げると消されるみたいです。

一方、pixivは、二次創作こそが主流です。

トレンドジャンルの二次創作小説だと、ブックマークがかなり入りやすいです。BLもかなり人気。

逆に、

pixivでの一次創作への反応は、かなりクールな印象です。

そもそもpixivは、お絵かきサイトとしての方が主体で、小説投稿は付属物です。

ですので、絵を見に来る人や、二次創作を楽しんでいる人の方が多く、一次創作の読み手はそれほど多くない印象です。

人脈のない人の一次創作は、ブクマが10も行けばいい方かなという印象です。

一次創作をメインにしたいと思うなら、一次創作オンリーのエブリスタの方が、仲間が多いかと思います。




フォロワーの増やし方比較

pixivで小説を上げてフォロワーを獲得する方法

まずは人気ジャンルの二次創作小説を上げていくことです。

ある程度読み手を囲い込めたら、それから初めてオリジナルの小説を上げます。そうすると、多少は反応があるので、心が折れにくいです。

人気ジャンルに乗っかれば、フォロワーを増やすのは、他の小説投稿サイトに比べて難しくない点が、pixivのよいところかなと思います。

ただし二次創作には二次創作の厳しいルールがあり、原作へのリスペクトを欠いた作品は、逆に非難の対象になるので気を付けましょう。また、カップリングの取り扱いにも気を付けたほうがいいです。

二次創作も一次創作も好きな人は、pixivが向いているのではないでしょうか。



エブリスタでフォロワーを獲得する方法

一気にランカーに駆け上がれない人は、地道に作品を上げつつ、他者の作品も読み、読者を獲得していくのが、迂遠に見えて一番近道です。

ご安心ください。ほぼみんなそうです。

こちらから、エブリスタで読まれるためのアイデアが見られます↓



小説投稿周りの使用感比較

pixiv

メリット

  • テンプレートの表紙がいくつか用意されており、表紙へのタイトル文字入れ機能もあり。画像編集が苦手な人も安心
  • 縦書き表示にできる
  • 挿絵を入れられる。pixiv上にすでに投稿されているイラスト作品も挿入可能
  • リンクが張れる。外部リンクも可

期間限定表紙というのが時々リリースされます。他社とのコラボの時は変わった表紙をつけることができたりします。

たとえば、『ムー』とコラボした時には、ムー風の表紙が誰でも使うことができました。

デメリット

  • 無料ユーザーは、一部のテンプレート表紙が使用できない。
  • 無料版ユーザーは、予約投稿ができない。
  • 編集画面の特性から、(特に改ページを伴う)長編の投稿・編集にはあまり向いていない。その点が非常に面倒。



エブリスタ

メリット

  • テンプレートの表紙がいくつか用意されている(すべて無料で使用可能)
  • 任意のページ内に挿絵挿入可能
  • 無料で予約投稿可能

デメリット

  • 表紙へのタイトル入れ機能はなし。タイトルを入れたいならオリジナル表紙を自分で作る必要あり。
  • 作品内には、内部リンクしか貼れない(外部リンクはペコメ欄、個別メッセージ欄などには貼れます)
  • 縦書き表示にはできない

これは主観ですが、小説の編集機能だけで言うと、エブリスタの方が圧倒的にユーザビリティが上です。

開催コンテスト比較

pixiv

二次創作の小説コンテストが開かれるのが最大の特徴です。

過去には、聖剣伝説鏡音リン・レンなどとのコラボコンテストなどがありました。

二次創作ではないですが、森永乳業のパルムや雑誌「ムー」などとの企業コラボコンテストも開催されたことがあり、今後の企業コラボも見逃せません。

一次創作のコンテストも少なくなく、代表的なものには、日本SF作家クラブの小さな小説コンテスト(さなコン)百合文芸小説コンテストなどがあります。

定期的に百合小説のコンテストを行ってくれるのは、pixivだけなので、百合小説を書く人は、pixivアカウントは持っていてもいいかなと思います。



エブリスタ

「超・妄想コンテスト」が代表的です。

妄想コンは、約2週に1度新しいお題が出るので、開催頻度が高いです。

これに加えて、

  • 新星ファンタジーコンテスト
  • 未完結でも参加できる 執筆応援キャンペーン
  • 出版社協賛のコンテスト

などが入って来るので、常に複数個コンテストが開催されている状況です。

エブリスタの良いところは、カクヨムやなろうとは違って、作品の流れが緩やかなところです。とはいえコンテストの競争率は普通に高いです。

なお、エブリスタ内のコンテストは、どれも一次創作オンリーです。

最近のエブリスタの出版社協賛物は、溺愛系を求める傾向が強いですが、児童向け・ホラーのコンテストも開催されています。



まとめ

・pixivは二次創作を楽しむならアカウントを作るのがおすすめ。読みも書きも楽しめます。

・エブリスタは一次創作オンリーなので、一次創作仲間が作りやすい。


他の小説サイト比較はこちら

このブログを書いている人
サメダ

小説を読むのが好きで、一般文芸系小説賞の下読みを数年しています。
公募勢でもあり、これまでの獲得賞金は160万超。
このブログでは創作、公募について発信していきます。記事内容は、公式とは無関係で、著者の主観による部分が大きいことをお断りしておきます。
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