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エブリスタで超・妄想コンテストの締切日に新作を上げるのは危険?

エブ・コンテストの日に新作上げるとリスキー記事 エブリスタで読まれたい

小説投稿サイトに作品をUPしたら、たくさん読まれたいですよね。

このシリーズでは、エブリスタ好きの著者が、エブリスタで読まれるためのアイデアを考えてみてます。古参ユーザーからもアドバイスをいただいて記事作成しています。※あくまで主観です

今回はこんなテーマです。

超・妄想コンテストの締切日に新作を上げてはいけない

どうしてこの日限定でNGなの?

と思った方、以下詳しく解説していきます。

また、他にも新作を上げると不利になる時間はあるの? ということや、ランキングに長くいられる作品ってどんなの? という疑問にも答えています。


エブリスタにおける「ランキング」の重要性

なぜランキングでいい順位に入るのが大事なのか

エブリスタを1週間もやってみれば、ランキングの順位=おもしろさ」ではないと、うすうす感じて来るかと思います。

ですので、エブリスタで長く書いている方ほど、「はあ? ランキング?」と思われるかもしれません。

でもですね、ちょっと考えてみてください。

エブリスタのことあまり知らなくて、ふらっとやってきて、ひまつぶしに何か小説でも読んでみようかなと考える読者がいるとします。

彼または彼女は、何を手掛かりに面白そうな作品を選ぶのか?

それは、バナーなどで大きく宣伝されてるもの、露出しているものの中からになると思うんですね。

サイトで大きく紹介されている、書籍化、コミカライズされている作品の原作に目が行きがちです。

でもコミカライズや書籍化って難易度が高すぎますよね。

多少何とかできそうなのが、ランキング入りによって注目度を上げることです。

エブリスタではランキングで高順位に入ると、読者からアクセスしやすいページに作品が掲載され、そのため、新規の読者流入が増えやすくなります

特に、ログインせずに閲覧できるトップページに載せてもらえるジャンルでいい順位を取ると、読み手からの注目度が上がります。

それは以下の5ジャンルです。

  • 「恋愛」
  • 「恋愛ファンタタジー」
  • 「ファンタジー」
  • 「ミステリー」
  • 「ホラー」

これを狙っていきたいところです。

作品の質がよくても、エブリスタの使い方がよくわからないユーザーには、埋もれているものはすごく探しにくい。残念なことですが、web小説において、見つけられない作品は、存在しないのと同じです。

エブリスタのランキングには、2種類ある

「トレンドランキング」「人気ランキング」です。

人気ランキングは、以下のような基準です。

読者数を元に集計されたランキングです。
総合順位とジャンル順位があります。

エブリスタ・サポートページ

「トレンドランキング」は、以下のような基準です。

本棚やスターなど、読者の方の様々な行動を元に集計されたランキングです。

エブリスタ・サポートページ

人気ランキングのランキング基準は明快ですが、トレンドランキングは謎が多いです。

ただ、語弊を恐れずざっくり言うと、前日の本棚数でランキングが決まります

もう少し詳しく言うと、「トレンドランキング」は、棚増加数以外の要素(読者数、スター数など)も加味されるみたいなのですが、本棚数増加が最も大きくランキングに影響している体感です。

閲覧数がすごく伸びても、本棚数が増えないと、ランキングが落ちたりしますし。

また、新規公開の作品と完結作品は、連載中の作品と同じ数の本棚数が入ろうと、優遇補正が入って、高い順位が出やすくなっている気がします。

サメダ
サメダ

この辺は他の方の意見も伺いたいので、もしよろしければご意見お待ちしております。

「トレンドランキング」「人気ランキング」は、どちらかが上がれば、もう片方も自然と上がっていく傾向にあります。

長く、高順位を維持できる作品の特徴

長期連載であること

連載期間が非常に長い作品や、古参ユーザーの人気作品が、上位に長く滞留している場合がけっこうあります。

長期の長編連載は、有利になってきやすい様子です。

短編はNG

短編は、運が良ければ瞬間的にTOPを取ることができますが、すぐにランキングが落ちます。

1回アクセスしたら最後まで読めてしまうボリュームでは、読者が継続して読みに来る動機がないからです。

というわけで、新規読者流入のための宣伝を行いつつ、相互読み合いもしつつで、長編をマメに更新していくのが、一番楽に、ランキングに居つづける方法ではないかと思います。

ただし、ランキングに長く居座ることには、デメリットもあります。

ランキングに長く居続ける=嫉妬を買いやすいです。ジャンル違い作品や、ランキング維持のためにわざと過疎ジャンルを選び、高順位に居座りつづける作品は、反感を買いやすいかも

本棚数が増えることは、ランキングアップに影響しますが、本棚数が減っても、ランキングには影響しないようです。減ってもそんなにイライラしなくて大丈夫です



超・妄想コンテストの締切日に新作を上げてはいけない

「三行から参加できる超・妄想コンテスト」は、エブリスタ内で、約2週に1回新規募集があるコンテストです。

このコンテストは、書籍掲載の可能性もあるということで、大変人気です。毎回、応募数が600~800ほどあります。

詳しくはこちらの記事をどうぞ↓

つまり、2週に1回、このコンテストの締切日がやってくるということです。

妄想コンの締切日は、妄想コン勢が怒涛の勢いで新作を流してきます

新作ラッシュのこの日に、新着ピックアップに長時間載ることは難しいです。

新着ピックアップとは何か知りたい人はこちらの記事をどうぞ↓

新着ピックアップで流れ去りやすい上、ひいては、翌日のランキングも激戦になることが必至です。

2025年現在の妄想コンの締切は、締切日の27: 59: 59になっています。

ですので、この時間に近づけば近づくほど、妄想コン作品投下は激しくなり、あなたの作品は埋もれがちになります。

以上の理由から、妄想コン締切日に作品をUPするのは避けるのがベターです。

妄想コン〆切日が、もっとも混みあうのですが、ほかのコンテストの締切日間近やその翌日も比較的混みあいます(ランキングが)。

作品を新規投稿する際は、エブリスタ公式のコンテストページから、今開催されているコンテストの締切日をよく確認し、その日を外すようにすると


キリのいい時間に上げるのも非推奨

00分や、30分など、キリのいい時間帯は、作品を上げる人が多いので、新ピックアップに滞留できる時間が短くなります

エブリスタは小説投稿サイトにしては、比較的新作投稿の流れが穏やかな方なので、これはあまり守らなくても困らないです。

少しでも新着ピックアップの滞留時間を延ばしたい方は、キリのいい時間は、避けるのがおすすめです。

一方、カクヨムはけっこう激戦なのでこの対策は多少の効果があるかと思います↓



ランキングで自分の最高のパフォーマンスを出すコツ

ランキング集計のタイミングについて知る

エブリスタのランキングで高順位につけたい、それで、少しでも長くそこにいたい、と、きっと思いますよね。

それにはいくつかコツがあります。

まず、その日に入った本棚数は、翌日のランキングに加算される、という点が重要です。

エブリスタのランキング集計は、0時ごろから開始され、23時59分までのようで、翌日のランキングに反映されます。

なお、本当に0時が1日のランキング集計の区切りなのか? という点には諸説あるみたいだったので、実際に検証してみました。

少なくとも、0時3分に入った本棚は、翌日のランキングに反映されていました。

(※2023年現在、ランキングを一番左右する要素は、本棚数のようなので本棚で試しました)

つまり、

妄想コンの締切日はまず一つは、上でも書いた通り、妄想コン締切日を避けて新規公開することです。

ここで注意することは、妄想コンの締切日は、締切日の27: 59: 59という点です。翌日にまたがっています。

つまり、妄想コン用の新作ラッシュでランキングが激戦区になる日は、「1回の妄想コンで、締切日・締切日翌日、の2回ある」と考えたほうがいいと言えます。

少しでも作品のランキングを高めたいなら、この2日間に、新作投稿するのは避けたほうがベターです。


一日でもいいから高い順位に入りたい人

ランキングでいい位置につけたいといっても2通りあるのではないか、と思います。

「瞬間風速でもいいから最高の順位を取りたい」人と、「数日そこそこの順位にいたい」人。

まずは、一日でもいいので高い順位に入りたい人のためのコツを書きます。

ランキングの瞬間風速を上げるコツ

妄想コン等のコンテスト締切前日と締切日を避けたうえで、ランキング集計の区切りである0時直後に作品を上げる(ただし本当に0時が区切りかどうかは不明なので、0時から少し経った時点がおすすめ)

0時付近に作品をUPすることには、デメリットもあります。

0時付近に作品をUPすると、翌々日、即ランキングがガタ落ちてしまいます。

というのも、この方法だと、1日目には、フォロワーさんのおかげで本棚がたくさん入るものの、2日目にはフォロワーさんの本棚サポートが見込めなくなるため、ランキングがガタ落ちします。

これを避けるためには、以下のような方法があります。これは、高順位を目指さず、そこそこの順位を数日キープする方法でもあります。

そこそこの順位を数日キープしたい人

※前提条件:ある程度エブ友がいて、本棚数獲得の見込み数が予測できる、エブリスタ中級以上のユーザーであること

そこそこの順位を数日キープするコツ

夜にエブリスタに来る読者と、朝にエブリスタに来る読者が、それぞれ別の日に読んでくれるように(=本棚を入れてくれるように)、作品UP時刻を設定する

これにより、本棚数の入り具合を、2日に分散します。

ランキング表示2日目で、ランキングがガタ落ちするのを緩和できます。

この方法でも、そこそこのランキングにいられるのは2、3日だそうなので、その後は、やはり新規読者の開拓を心掛けていく必要があるようです。


まとめ

  • 妄想コンの締切日と翌日は新作ラッシュなので、あなたの作品は埋もれます。
  • ランキングで自分的最高の順位を取りたい人は0時付近に新作公開。
  • そこそこのランキングに数日いたい人は、あなたのフォロワーのログインスタイルに合わせて公開。

次回のエブリスタ読まれたいシリーズ記事は、「スター特典の設定」について考えてみてます。

サメダ
サメダ

スター特典って、スター何個に設定するのがいいの? どうやって使うと効果的なの? などについて書いてあります↓

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