小説投稿サイトにupしたweb小説、もっと読まれたいですよね。
このシリーズでは、小説投稿サイト「エブリスタ」で、こうやったら小説が読まれるんじゃないかというアイデアを今日も書いていきます。※あくまで著者の主観です。
エブリスタ歴の長い方にもアドバイスをいただいているので、多少お役に立てる記事になっているかも?
前回は、作品を人気ジャンルで頻繁に更新すると読者流入が見込みやすい。じゃあその人気ジャンルは? 更新を続けるコツは? という内容について書きました。
今回紹介するのは、わりと誰でもできる方法です。
それは、作品を「完結」させることで、完結作品好き読者にアプローチ、です。
これから、それがどういう意味なのか書いていきます。
作品を「完結」させることで、完結作品好き読者にアプローチ
ご存じですか?
完結した作品だけ読みたい読者というのが一定数います。
追いかけていた連載小説が休載になってしまうと、やるせないですもんね。
だから、連載中マークがついている作品には、手を出さない層がいるんです。
完結させると、この層にアプローチできます。
エブリスタは、作品を完結させて(かつ条件を満たす)と、1回だけ、「完結ピックアップ」という欄に載ることができます。
「完結ピックアップ」の流速は「新着ピックアップ」や「スターピックアップ」よりも緩やかな印象で、比較的長い間、作品露出が可能です。
そして、ここから来てくれる読者は、けっこう多い(体感)。
ですので、完結させると、本棚数が増える場合が多いです。
読み終えて本棚登録を外す読者も多い時期ですが、だいたい、それを越えるくらいの勢いで増えます。受賞かメディアミックスでもしない限り、たぶんその作品にとって、それが最後のチャンス、くらいの勢いで増えます。
この完結ピックアップでの本棚数の伸びが、作品が上位にランクインできるかどうかの最後の分かれ目といっても過言ではありません。
・(参考)エブリスタのランキング基準についての関連記事はこちら↓
また、これは明記されているわけではないのですが、エブリスタで作品を完結した日から数日は、その作品は、ランキングで補正がかかって、順位的に優遇される気がします。
作品の最後の花道を飾ってくれる感じですね。
小説投稿サイトで、埋もれた作品を発掘するのは容易ではない
どこの小説サイトでもそうですが、作品が一度埋もれてしまうと、偶然の出会いにかけるしかありません。
例えば、好きな小説のジャンル作品を発掘していて、休載マークの作品とと完結済みマーク作品があったとしたら、どちらがついている作品を選びますか?
よほどのことがない限り、たいていは話のオチまで追える、完結作品を選んでしまうのではないでしょうか。
休載マークがついていると、読者に避けられてしまうリスクが高まります。
エブリスタで休載作品になってしまう条件
執筆状況が「連載中」に設定されている状態で、90日以上更新がない作品は「休載作品」となります。
「休載作品」となっても引き続き本文の閲覧や検索は可能です。また、休載作品には休載マークが表示され、作品を検索する際に除外対象とすることが可能になります。エブリスタヘルプ
※「休載マーク」は、作品設定の「執筆状況」で変更するか、本文を更新することで解除されます。
というわけで、運よく発掘された時に備えて、完結させておくのは重要です。一度公開した作品は、最後まで書ききる方が、読者も書き手もハッピーです。
それに、置いてある作品が、休載中マークばかりだと、読者を不安にさせてしまうかもしれないです。この人の作品、面白いけど、いつも途中までで連載やめてしまうんだよな……と思われるのは損です。
作品を終わりまで書いてくれる書き手だと、読者に感じてもらうことは、web小説投稿において、プラスの意味があると思います。
完結ピックアップに載る条件
意外と見落としやすいのが、20000字以上、というポイントです。
つまり、妄想コンテストの応募作品は、完結マークを付けても完結ピックアップには載せてもらえません。妄想コンテストの文字制限は8000字までだから。
・妄想コンテスト関連記事はこちら↓
まとめ
・一度公開した作品は、なんとしても最後まで書き終えて、完結マークをつけよう
・完結させると、「完結ピックアップ」によって本棚が増える場合が多いし、完結させられる書き手だという信頼感を読者に与えられる
次回のエブリスタで読まれたいシリーズ記事は、
「特定ジャンルを極めて読者をガッチリ囲い込もう」という内容です↓
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