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小説サイト比較・カクヨムとエブリスタとの違い

小説投稿サイト比較エブとカクヨム記事アイキャッチ カクヨム
この記事はこんな人におすすめ

・エブリスタはやってるけど、違う小説投稿サイトにも進出してみたい人

・カクヨムのことが気になっているけど、エブリスタとはどう違うの? という人

小説サイトってたくさんありますよね。

でも、結局どれがいいのかわからん

という疑問をお持ちの方も多いかと思います。

最近、カクヨムを使う機会があったので、著者がいつも使っている、エブリスタとの使用感の比較をしてみたいと思います。

エブリスタはやってるけど、ほかのサイトも気になるな、という方のお役に立てましたら。

◇このブログの運営者・サメダ(下読み経験者)の、「あなたの小説に感想を書きます」サービス・ランサーズにて承り中

カクヨムとは

KADOKAWAが直接運営するサイトです。

KADOKAWAといえば、東証プライムに上場している出版大手です。コロナショックの巣ごもり需要あたりから、株価が大きく上がっています。出版だけでなくゲーム系、映像系などにも注力し、一大エンターテイメント企業という印象。

カクヨムは2016年に正式オープンしました。

特色としては、

同社が出版している一部ライトノベルの二次創作が可能

※エブリスタは二次創作全般が禁止です・二次創作物を上げると警告が来る模様

また、

新人発掘のためのコンテストが頻繁に行われている。書籍化賞も多い。

以下、カクヨムのメリットデメリットを、エブリスタと比較しつつ書いていきます。

カクヨムのデメリット

新作タイムラインに流れていく作品数が圧倒的に多い

エブリスタは良くも悪くも落ち着きがあります。トップ画面に表示される新着ピックアップ作品も、曜日によっては20分以上、同じ作品がとどまっている場合があります。

一方、カクヨムは、9時、10時など、きっかりの時間に新作を上げようものなら、まず、投稿タイムラインの1ページ目にすら表示されません。激流です

小説投稿サイトに上げた大抵の小説は、デフォルトで読まれないものですが、カクヨムも読まれません。星もつきにくい印象です。

カクヨムでいう星とは、1作品に最大3個まで投げられる、いいねみたいなものです。エブリスタでいうスターに似ていますが、スターよりも価値が重く、どちらかというとエブリスタの本棚みたいな要素です。多いと書籍化の希望が見えやすい、みたいな。

詳細な統計を取った方の、カクヨムの日記によれば、カクヨム投稿作の3割くらいは、星がつかずに埋もれているという話です。

1か月ほどカクヨムを使ってみたのですが、エブリスタより相互読み合い、評価返しなどの習慣がないな、と感じます。

というのも、実験してみたんですよ。

カクヨムで40作ほど、面白そうな小説を拝読し、作品をフォロー、星3とハートを入れてみました。感想を書かせていただいた作品もあります。

その結果、自分の小説の方へ流れて来てくれ、星を入れてくれた読者は、3人でした。感想を送ったことに対する反応はなかったです。

カクヨムでは、いつ誰にどれだけの星を送ったのかが誰からでも見えます。

そのため、誰にでもホイホイ星3を投げる人や、知らない書き手からの星やハート、感想はあまり歓迎されていないのかな、と個人的には感じました。

人によるとは思いますが、個人的印象では、エブリスタの方がやや反応がよいです(ちなみに著者の書いたのは非なろう系です)。

これも考え方の問題で、カクヨムは「冷たい」と取るのか、「星やハートを貰っても、それにさほど義理立てしなくてもいいムードが強い自由な気風」と取るのかは、人それぞれかなと思います。

著者は、エブリスタでは拝読した作品には、感謝・応援の意味を込めて、だいたい星を投げることにしているのですが、カクヨムではそういうことをすると信頼されにくいのかも。

星はもっと厳選して送ったほうがいいのかな? などと考えさせられた結果でした。

じゃあエブリスタなら読まれるのね、とお思いかもしれませんが、正直、このところ、以前よりは読み手は減っているのかなという印象です。

たとえば、過去作品と比べると、現在の作品は、新規の読み手による本棚が入らなくなっています。

特集入り、受賞、相互読みあいのグループに入るなどしないと、ランカーでない普通の書き手の作品は、本棚数が伸びません。

・特集入りのコツ? 記事はこちら↓

最近は、書き手サイドが増えすぎて、供給過多なのかもしれません。

そのため、どこの小説投稿サイトでも、評価されたいなら、時間をかけて地道に読者の囲い込みを行っていくことが、ほぼマストになります。

最近の小説投稿サイトでは、高いコミュ力と感想書きのスキルも必要になってきているのではないか、と感じます。



画面が黒い(小説に挿絵が入らない)

エブリスタに比べると、カクヨムはトップページが文字で埋まっている印象があります。

というのも、2023年11月現在、カクヨムは小説に挿絵を入れることができません

Q. 小説に表紙や挿絵を入れることはできますか?

作品ページや各エピソードページなどに画像を掲載することはできません。なお、近況ノート記事に画像を投稿することは可能です。

カクヨム

カクヨムは、作品の紹介は文字がメインなんですね。

そのため、エブリスタからカクヨムに来ると、サイトの画面が黒くて、どこから読んでいいのかわからない、という印象をはじめに受けました。

  • 挿絵を入れたくって仕方ない人→カクヨムは非推奨
  • 絵なんか邪道、文のみで勝負してやる、という人→カクヨムはおススメ


ランキングはわかりにくいが読者離脱がわかりやすい

カクヨムは、自作品のランキングがわかりにくいです。

ランキング表示の明快さだけで言うと、エブリスタの方が上です。

ただ、ランキングなんて知っても9割がた人を不幸にするだけなので、わかりにくい方がいいのかもしれません。

カクヨムの、エブリスタにない、優れた点は、ページごとに読者数が出る点です。

これにより、作中の何ページ目で、読者が離脱して行ったのかが明白になります

これはかなり有用です。

読者が離れたページは何らかの問題があるとわかるので、そこをピンポイントで直すことにより閲覧増が期待できる。改善点が見えやすいんですね。

カクヨムのメリット

コンテスト・自主企画の数が圧倒的に多くにぎやか

これまでカクヨムのデメリットばかり書いてきたので、著者のことをカクヨムアンチかよ、とお思いかもしれないので、これから、カクヨムに投稿する最大のメリットを書きます。

カクヨムはコンテスト・自主企画の数が圧倒的に多いです。

それも、書籍化、プロデビューと言った魅力的なコンテストが

例えば、電撃大賞、ビーンズ小説大賞、ルビー小説大賞、横溝正史ミステリ&ホラー大賞など、ジャンルも多岐にわたります。

カクヨムの運営者であるKADOKAWA自体がたくさんのレーベルを持っているので、その賞をweb受付する窓口として、カクヨムが使われているんですね。

そのため投稿タイムラインも激流になるんだろうと思います。

なお、自主企画は盛んなのですが、うまく機能していない場合もままあるみたいです。


評価の履歴が、誰にでも見える形で残る

カクヨムで、★やレビューを付けてもらえると、うれしいですよね。

自分を評価してくれたユーザーが、ほかにどんな作品に星やレビューを入れているのかを、カクヨムでは見ることができます。

無差別に★を入れているのか、気に入ったので評価してくれているのかもわかります。

★を1つしか入れない読者を怒るユーザーも一定数いるそうですが、その読者が、いつも★を1しか入れない人だとわかれば、悪意で★1を入れているのではないと理解できます。

このシステムによって、お互いに比較的心穏やかに過ごせるのかなと感じます。

カクヨムは、そのユーザーの、読書や小説評価に対する向き合い方が、出やすいサイトなのかな、という印象です。その評価基準が合いそうな人と交流すればいいですしね。

ちなみに、エブリスタでユーザーの人となりを知るには、プロフィールページから見られるつぶやき機能と@コメントを見るのが一番です。

エブリスタではすべてのやり取りが誰にでも見られる状態になっています。そのため、そのページを見るとユーザーの人間性がダイレクトに出ています。

マネタイズできる可能性がある

カクヨムには「ロイヤルティプログラム」というシステムがあります。

投稿した小説に広告を貼ることで、収益の一部を得られる構造のようです。

ロイヤルティプログラムに参加申し込みをしておけば、このシステムが使えるようになり、自分で何か作業をする必要はないようです。

ただし、ある程度の収益を得るには、閲覧数をかなり稼ぐ必要があるようです。

また、「サポーターズパスポート」という機能があり、これは平たく言うとクリエイターへの投げ銭機能です。

投げ銭すると、そのクリエイターが限定コンテンツを設定してある場合、それを閲覧できたり、カクヨム内広告が一定期間非表示になったりします。

やってみたい人は、ひとまず公式ヘルプページを見てみては。

一方、エブリスタも、作品を有料化することでマネタイズが可能です。

あんまり売れているという話は聞かないのですが……

ところで、作品を売るなら、イラストや音楽などの幅広いデータ販売に対応した、noteも一考かなと思います。

・note記事はこちら

じゃあ結局エブリスタとカクヨムならどっちがいいの?

自分の創作スタンスと会っているサイトがおすすめです。

個人的には、交流したいならエブリスタで、自分の作品の制作に集中したいならカクヨムかな、という印象を受けました。

エブリスタはツイッターみたいなつぶやき機能や、ページごとに感想をつけられるペコメ機能があって、ユーザー同士が交流しやすいです。

カクヨムはそういうのがないので、交流疲れしにくく、作品作りに集中できます。コンテストにガンガン応募したい人にもおすすめです。

エブリスタ研究記事はこちらから↓

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サメダ

小説を読むのが好きで、一般文芸系小説賞の下読みを数年しています。
公募勢でもあり、これまでの獲得賞金は160万超。
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