ドキドキしながら公開したWEB小説、読まれたいですよね。
このシリーズでは、エブリスタ歴3年くらいの人が、読まれるためのアイデアを考えてみてます。古参のユーザーからもアドバイスをいただいて書いているので、多少何かの役に立つかも?
エブリスタで作品が読まれやすくなる機会はいくつかあるのですが、比較的影響が大きいのは、
「新星セレクション」or「特集」への掲載。
です。
「新星セレクション」or「特集」って何? 掲載されるメリットや条件は?
というところをこれから書いていきます。
「新星セレクション」or「特集」に掲載されると読者UP
なぜ読者UPにつながるのか
※新作セレクションは2024/1/11分から「Rising Star-新星セレクション」に名称変更されました。
- 「新星セレクション」と「特集」は、エブリスタの運営さんによる作品紹介
- 毎週木曜日15:00更新(祝日でも更新)。
これに選出されると、エブリスタ公式サイトのトップ画面に一定期間、誘導バナーが設置されるので、読者流入率が高くなります。
特集掲載は、埋もれていた作品が、脚光を浴びることができるチャンスです。
だいたいなのですが、「特集」と「新星セレクション」が交互に更新され、その間に不定期に、「ルーキー特集」や「完結作品特集」が入ってきます。
完結作品特集は、シーズンごとに一回行われる印象です。
ルーキー特集は3,4か月ごとに一度かな、という印象。
「新星セレクション」について
どういう作品が掲載されるのか
これは、ほぼ隔週催してくださるので、条件を満たせば、1年に20回くらいは、掲載チャンスがあります。
- その「新星セレクション」から、1か月前に新作としてupされた作品の中から選出(ひと月を前半と後半で区切ってひと月に2回発表される)
- 運営さんチョイスなので、どの作品が掲載になるかは運営さん次第
- 運要素はあるものの、特集掲載ほどではない
これは何年か見てるだけの人の感想なのですが、あまり総文字数が少ない作品は、どうも選ばれにくいんじゃないかという印象。
(※2023/3/23の新星セレクションは、5000字くらいの作品が選ばれていたので、総文字数が少ない作品が、絶対に選ばれないってことはないみたいです)
どんな人が選ばれやすいのか
エブリスタユーザー歴が非常に長い方に教えていただいたのですが、このあたりが、なんとなく選ばれやすいのかな? という印象だそうです。
エブリスタでは、受賞したり特集に選ばれたりすると、作品タイトルの前に、オレンジの七宝つなぎのようなマークがその作品タイトルの上に表示されます。
これは、しいたけと呼ばれたり、エンブレムと呼ばれたりしているようです。
エブリスタで初めてもらうエンブレムが、「新星セクション」だったという人も結構いるようです。
選ばれるコツ
「新星セレクション」への掲載可能性を高めるためできることは以下です。
「新星セレクション」はエブリスタ内の各ジャンルからほぼまんべんなく1~3作程度選出している様子ですが、「エッセイ・How To」「設定・プロット」「ノンフィクション」のジャンルからは、久しくピックアップされていないので、選出されたいならこのジャンル以外で勝負するのがいいかも。
超激戦区のジャンル(恋愛、BL)だと、単純にライバルが多いです。どうしても選出の可能性は低くなります。
激戦区以外のジャンルで、長め(1万字は越えてたほうがよさそう)のものを投稿するのが対策になりそうです。
また、「希少性」も選出に関係しているんじゃないかな、と感じることがあります。
たとえば、テーマがとても珍しかったり、専門知識がないと書けないジャンルの作品、外部公募で選考に残った作品など、いわゆる価値のある作品を上げるのが、選出の1つのコツなんじゃないかなと、勝手に思ってます。
「特集」とは
テーマ特集
毎回テーマがあって、それに則した作品がピックアップされます。
過去には、「年下男子」や「スター」などニッチな特集もありました。
どうやら、その「特集」より、半年前くらいまでに最終更新された作品までが、掲載されているような気がします。
あまり最終更新日が古い作品は、ピックアップ対象ではないみたいです。そういう意味では、これも、テーマを絞った「新星セレクション」といえるかもしれないですね。
- あまり古い作品はピックアップ対象でない模様
- ある程度長めの作品が選ばれやすい印象
- 運営さんチョイスなので、どの作品やテーマが掲載になるかは運営さん次第
- これに載るのは運要素がかなり強く、運を持ってないと難しい

これは実体験ですが、ランカーでない人が人気のある特集に掲載されると、本棚数やpv数が跳ね上がり、ランキングがとんでもなく上がります。
どんな人が選ばれやすいのか
これは不明です。
「特集」に載れるかどうかは、本当に運要素が強いです。
なぜなら、次回に何の特集が組まれるか知っているのは、エブリスタの中の人だけだからです。
選ばれるコツ
特集への掲載は運ゲーなので、対策と言ってもできることはあまりないです。
強いて言えば、過去に何回も組まれているテーマの「特集」があるので、そういうのを研究して、寄せた作品を書くのもいいのかも。例えば、BL特集は何度も組まれています。
また、特集に一度も選ばれない人がいる一方、何度も選出されるユーザーもいます。何度も選出されるユーザーの書いている作品群を見てみると、何か気付きがあるかも。
個人的な印象ですが、読み手の注目度は、「特集」>>>>「新星セレクション」かなと感じます。
ちなみに、「特集」も「新星セレクション」もスター数や本棚数の少なさで足切りしている感じはないです。むしろ、超人気作が選出されることはわりとすくないような気がします。超人気作以外の作品を、丁寧に拾い上げてくれているという感じがします。
完結作品特集
こちらは、ワンシーズンごとに一回、特集が組まれているようです。
- 「未完結でも参加できる 執筆応援キャンペーン」というコンテストでの入賞
- しかし入賞していなくても載る作品もある
- 運営さんチョイスなので、どの作品が掲載になるかは運営さん次第
- これに載るには運というより実力が必要かも
ここに掲載される条件としては、エブリスタ内で行われている、「未完結でも参加できる 執筆応援キャンペーン」というコンテストでの入賞です。この副賞として掲載権が与えられる場合があります。
※ 特集掲載は、(「未完結でも参加できる 執筆応援キャンペーン」)受賞から半年以内に完結した作品を対象とさせていただきます(投稿時に完結している作品も含まれます)
エブリスタHPより
ただ、執筆応援キャンペーンに参加していなくても掲載される場合もあるようで、選定基準の詳しいところは不明です。
ところで、「新星セレクション」にも「特集」にも、特集ページの一番上に、「イチオシ!」作品の欄があります。
そこに入る作品は、掲載作品の中から、どうやら日ごと? に変わるようです。「イチオシ!」欄に載っている時、その作品は、かなり最高に目立っている状態にあるのではないでしょうか。
その他の読者UP法
エブリスタではほかにも読者が増える機会があります。
たとえば作品完結時や、コンテスト受賞時、ランキング上位に入った時などです。
まとめ
- 「新星セレクション」掲載は、ある程度、対策を立てることができる。
- 「特集」に掲載されるのは運ゲー。作品をコンスタントに上げつつ、祈ろう!

次のエブリスタ研究記事は「比べないことの重要性」です。他者と本棚数やスター数を比べてショックを受けたりしていませんか? 比べていい相手とそうでない相手がいます。それはどんな人? という記事です↓
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