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スター特典のスター数はどのくらいが適当か?

エブ・スター特典のスター数はいくつがベターか記事 エブリスタで読まれたい

このシリーズでは、エブリスタで読まれたい方のために、自分も読まれたい著者が、そのアイデアを考えてみてます。

今回紹介するのは、スター特典考察です。

スター特典って、スターをいくつに設定したらいいのかわからなくて、せっかく作ったのに読まれなかったり、ネタバレになってしまったりと悩みもあるんじゃないかと思います。

以下、その辺をどうしたらいいのか、掘っていきたいと思います。

※2024年7月のスターギフト実装によって、スター特典は設定開放スター数にかかわらず、一気に開放することが可能になりました。以下は、それはちょっとなあ、と思う人向けの記事になっております。



スター特典とは

エブリスタビギナーの方のために軽く説明しますと、エブリスタには、「スター」というシステムがあって、これは「いいね!」みたいなものです。

応援したい小説に、1作品につき、1日1回投げられます。リセット時間は日付が変わった時です。

スターを押すことを、星を送る、とか、星を投げる、などと言います。

スターを送り、ある一定の数に達すると、作者がその小説に設定してある「スター特典」を読むことができます

注意してほしいのは、「スター特典」の作品は、通常の小説に付属しているオマケなので、何か一つでも作品をエブリスタに上げていないと、設定できない点です。

設定可能スター数は2023/8現在、上限は30です。

30ってすごいですよね、30日間、その小説にスターを投げてた人しか見られないですからね。よほどのファンしか見られません。

こんな風に、熱心なファンだけに読んでほしい内容や、あとがき本編に載せられなかったスピンオフ、あると便利な登場人物紹介などを、スター特典にする方が多いです。

個人的におすすめなのは、登場人物表や関係表です。あると読者に親切かなと思います。

いろんな作品を並行してちょこちょこ読んでいると、キャラクターの名前や関係性って忘れてしまいがちですよね。

序盤まで戻って読み直すのも億劫、と感じたりする場合もあるので、登場人物表はあると嬉しいなと思います。

ちなみに、公式サイトによれば、スター特典は以下のような設定のようです。

  • 作品1つに対して、スター特典はいくつでも設定できる。
  • スター特典1作につき、3000ページまで作れる

さて、ここでちょっと考えたいのが、スター特典のスター解放数はいくつに設定するとベターなのか? という点です。

スター特典のスター解放数はいくつに設定するとベターなのか

例えば、

あとがきを設定スター数1にすると、気まぐれにとおりすがった人が「スター」ボタンを1回押しさえすれば、あとがきを読めてしまうので、ネタバレになってしまって困る、なんてことも考えられます。

一方で、渾身のスピンオフをファンに読んでほしいのに、解放スター数が高すぎて、誰もアクセスしてくれない、という悲しい事態も考えられます。

著者の見解としては、設定スター数は多くても5までにしたほうがいいんじゃないかと思います。

実際の検証例

以下のような小説にスター特典を設定してみました
  • 本棚数100程度の長編小説(ひと月以上の期間で、連載形式で公開していた)
  • トータルページビュー数は20000くらい
  • のべ読者は2000人くらい

☆1か2

→けっこうスターを投げてもらえます。本棚に入れてくれた読者の30~40%くらいは辿り着いてくれる印象です。少ないな、と思うかもしれませんが、そもそも、読み専さんはスターやスタンプを投げない方が多いです。

☆5以上

→相互読み合いのエブリスタ友達は来てくれます。また、本棚に入れてくれた読者のうち、熱心な方(10%くらい)が来てくれます。

☆20以上

→相互読み合いのエブリスタ友達は来てくれます。また、読者のうち、非常に熱心な方(数名)が来てくれます。

結論として、☆5以上ではたどり着いてくれる方が相当減ります。

スター特典の設定スター数は、5が実質上限くらいで考えておくのがいいのかな、と感じます。

ネタバレになるからあんまり設定数を低くしたくない、と考える方は、本編を完結させる時期になったら、ネタバレになる内容のスター特典を、☆5くらいで上げるのがいいんじゃないでしょうか。

読み専経験のある著者の個人的感想になりますが、あんまり設定スター数が高すぎると、読者サイドの気持ちとしては、まずその特典を解放させる気が失せます

読者にとって、その作品がおもしろいかどうかすらわからないのに、要求ばかりが高いめんどくさい作者と、初見で思われてしまう可能性も否定できないです。

完結後だと、一気読みが可能なので、5日もスターを送り続けるだけでも、読者にとって、かなりの負担です。

また、あんまりスターを投げさせる前提が見え見えだと、「スター乞食」と悪態をつかれたりするみたいです。

ですが、確かに悪態をつかれるだけはあって、スター特典を設定したほうが、スターが入りやすい傾向はあるかなと個人的には感じます。

・スターの増やし方記事はこちら

スター特典にはこんな使い方もある

  • 連載中、毎日スターを投げてくれるような、非常に熱心な読者がついた場合には、☆30などに設定して、その人だけにお礼をする
  • クリスマスやバレンタインなど、イベントに合わせてキャラクターのスピンオフを公開
  • 作中の挿絵や漫画など、イラスト系を集めた画集っぽくする
  • 本編でもらったページコメントに対して、お礼コメントを行う、コメント帳として使う

また、連載物でのスター特典の使い方としては、

・ある程度本編がすすんだところで、本編の補足としてのショートストーリーを上げる

というのもあります。

これは連載作品の最新の更新を常に追ってくれている読者がいるという前提ですが、連載が「その時点」にあるときに読んでもらうとベストな、ショートストーリーを特典として上げて、本編を盛り上げさせる手法もあります。

あとは、やはり毎日更新すると、その分人の目に触れやすいので、スターがたまりやすくなり、その結果スター特典を開放してくれる人が増えるんじゃないかなと思います。

・関連記事↓

まとめ

・スター特典の設定スター数は☆5くらいまでにするのがベター

・設定スター数が少なすぎるとネタバレに、多すぎると読まれない


次回のこのシリーズ記事は、効果高めなフォロワー獲得法」という内容です。

サメダ
サメダ

気の長い人向けになるのですが、効果が高いフォロワー獲得の方法について書いてみました↓

コメント

  1. 森山つぐみ より:

    サメダさんこんにちは。

    スター特典をガン無視していた💧
    でも、中編長編の登場人物関係表に使うのは凄くいいね(≧∇≦)b

    私も何度となくサメダさんの関係表眺めに行ったもの。
    美麗だから眺めて妄想したい使い方だったけど😆

    来年やってみようかな👍

    • サメダ サメダ より:

      つぐみさん感想ありがとうございます。

      記憶力があやしい場合(=私)、長い話をいくつか並行していると、
      本当に……登場人物の名前を忘れてしまったりするんですよね。
      それ、話の面白さとは関係なくて。

      そんな人のために、スター特典で登場人物表があると、
      キャラの初出を本文中で探す手間が省けて、親切かなーと思って書いてみました。

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