小説投稿サイトにupしたweb小説、もっと読まれたいですよね。
このシリーズでは、エブリスタで読まれたい方のために、エブリスタ歴3年程度の著者が、アイデアを考えてみてます。古参ユーザーにもアドバイスをいただいているので、多少役に立つ記事になっているかも? ※内容はあくまで主観です。
今回紹介するのは、わりと誰でもできる方法です。
それは、「作品を「完結」させることで、完結作品好き読者にアプローチ」です。
完結させると刺さる読者というのはどういう人か?
完結させた後はどうすればいいの?
などが、以下の記事を読むとわかります。
作品を「完結」させることで、完結作品好き読者にアプローチ
完結した作品だけ読みたい読者が一定数いる
完結した作品だけ読みたい読者というのが一定数います。
追いかけていた連載小説が休載になってしまうと、やるせないですもんね。
だから、連載中マークがついている作品には、手を出さない層がいます。
完結させると、この層にアプローチできます。
エブリスタは、作品を完結させて(かつ条件を満たす)と、1回だけ、「完結ピックアップ」という欄に載ることができます。
「完結ピックアップ」の流速は「新着ピックアップ」や「スターピックアップ」よりも緩やかな印象で、比較的長い間、作品露出が可能です。掲載条件がやや厳しめだからというのもあると思います。

「完結ピックアップ」から来てくれる読者は、けっこう多い印象です(体感)
ですので、完結させると、本棚数が増える場合が多いです。
読み終えて本棚登録を外す読者も多い時期ですが、だいたい、それを越えるくらいの勢いで増えます。受賞かメディアミックスでもしない限り、たぶんその作品にとって、それが最後のチャンス、くらいの勢いで増えます。
この完結ピックアップでの本棚数の伸びが、作品が上位にランクインできるかどうかの最後の分かれ目といっても過言ではありません。
また、これは明記されているわけではないのですが、エブリスタで作品を完結した日から数日は、その作品は、ランキングで補正がかかって、順位的に優遇される気がします。
作品の最後の花道を飾ってくれる感じですね。
完結は信用
信用を積み上げることで読者UP
あなたに、大好きな商業誌の連載作品があるとして、それが打ち切りになったらショックですよね。
もう永遠に続きが出ない悲しみを体験したこともある人も多いのではないでしょうか。
web小説の連載は、基本的にはアマチュアが無料で書いているため、もっと打ち切り(というか連載の唐突な休止)が多いです。
作者が飽きてしまったり、感想や評価ががもらえなくて心が折れてしまったり。読者にはそういう事情は関係ないので、彼らに、唐突に楽しみを失ってしまったがっかり感を与えてしまいます。
一作くらいならだれしもそういうこともあるかと思います。ただ、webにUPした作品がだいたい「休載中」のステータスになっている場合、「最後まで話を読ませてくれない書き手」として読者に認識されてしまいやすくなります。
無料でやっているわけなので、何が何でも読者に媚びる必要もないと思うのですが、さりとて読者をあまり失望させるのもおすすめできません。
一作一作、着実に完結させていくことは、自分の信用を積み上げる行為です。
「最後まで話を読ませてくれる、読者にとって安心感のある書き手」は、そうでない書き手より選ばれやすいです。
書き上げてから連載を始めるなど、休載にならない工夫をしてみるのがベター
エブリスタで休載作品になってしまう条件
執筆状況が「連載中」に設定されている状態で、90日以上更新がない作品は「休載作品」となります。
「休載作品」となっても引き続き本文の閲覧や検索は可能です。また、休載作品には休載マークが表示され、作品を検索する際に除外対象とすることが可能になります。エブリスタヘルプ
※「休載マーク」は、作品設定の「執筆状況」で変更するか、本文を更新することで解除されます。
一度公開した作品は、最後まで書ききる方が、読者も書き手もハッピーです。
通知設定をしておけば、休載になる前にメール通知が来るので、知らないうちに「休載」ステータスになってしまう事態を避けやすいです。
完結ピックアップに載る条件
完結ピックアップに載るには条件があります。
意外と見落としやすいのが、20000字以上、というポイントです。

つまり、妄想コンテストの応募作品は、完結マークを付けても完結ピックアップには載せてもらえません(妄想コンテストの規定文字数は8000字までなので)
完結したら宣伝
エブ廃は忘れがちなのですが(自戒)、エブリスタの「完結ピックアップ」ページを常に見ている人ばかりではありません。
SNSなどを持っている場合、そちらでもぜひ、作品の完結をお知らせしていきましょう。
まず、エブリスタ内のフレンドやフォロワーには、エブリスタ内で告知ができるのでそれを使います。「つぶやき」機能です。
外部SNSを持っている人はそっちも使ってみてください。
まとめ
- 一度公開した作品は、なんとしても最後まで書き終えて、完結マークをつけよう
- 完結させると、「完結ピックアップ」によって本棚が増える場合が多いし、完結させられる書き手だという信頼感を読者に与えられる
コメント