ブログをやっている人の中には、アフィリエイトに興味がある人もいるんじゃないでしょうか。
投稿サイトの「note」では、アマゾンのアフィリエイトができます。
アマゾンのアフィリエイトをnoteで行うには、「アマゾンアソシエイト」の審査に通過することがマストです。
noteで審査通過済みの著者が、一発で通過したときのnoteの状態や、気を付けた点について書いていきたいと思います。何かお役に立てたらと思います。
審査通過時の各アカウントの状況
noteアカウント
通過時の状況はこんな感じです。なお、審査中も記事を上げていました。
- フォロワ数:144
- 月間ビュー数:2000前後(2000切っている月もあります)
- 記事数:84(月に4,5回・1000~1500字くらいの記事を上げる感じ)
- アカウント取得より:9か月程度
アマゾンのアカウント
アマゾンの審査に通るには、アマゾンアカウントの状況も関係しているのでは? という噂があるので、通過時の状況について、念のため書いておきます。
- アマプラは時々入っているが通過時は未加入
- 商品は月1回程度購入
- アマゾンレビュー数:40件
- 表示(レビュー):10,000+
- レビューに対するハート:76
- アカウント取得より:5年程度
レビュー数の多寡やアマプラに入っていると有利なのかは、不明です。不安だと思う人は入っておくと心安らかなんじゃないかと思います(合格しやすいとは言っていない)。
経過
- 2023/10/9:アマゾンアソシエイトアカウント作成
(ここから180日以内に3個販売すると、審査してくれるルール)
- 2023/12/2:1個目が売れる
広告を貼ってから2か月も経過してから1個目が売れました。
この間、あまり売れなかったので、noteでアフィリエイトは無理なんじゃないかと半分あきらめていました。
毎日アマゾンアソシエイトにログインして売り上げを確かめる必要はありません。2000pv/月程度だと、見るだけ疲れます。
- 2023/12/5:2個目が売れる
- 2024/1/10:3個目が売れる
- 2024/1/11:審査通過メール着
3個目が売れてから、かなり早く審査結果が来ました。
「あなたのお申し込みが承認されました」という内容のメールが来ました。
メール内に「合格おめでとう」などというわかりやすい表現はないので、これでOKなのかな? とちょっと不安になります。
アマゾンがセールの時に宣伝すると効果的、という記事を見たので実行してみたのですが、正直、pv2000/月程度のアカウントでは、あまり効果はなかったです。
自分がいいと思った商品のうち、読者がポチりやすい低額商品を紹介したほうがいいかも。(審査は売上額じゃなくて個数なので)
なお、著者が記事内で紹介した商品は1個も売れていません。リンクを踏んでもらった後、別のものが売れても、販売実績になるので、そこで3個販売できた、という感じです。
noteでアマゾンアフィリエイトするまでのプロセス
noteにアマゾン商品の広告リンクを貼るだけなら、noteのアカウントがあればできます。
ただし、その紹介料収入を得るには(=アフィリエイトするには)、アマゾンアソシエイトに登録して審査してもらい、それに合格する必要があります。
審査を開始してもらうには、180日以内に、自分の貼った商品リンクから、3個の商品販売実績が必要。
この条件が、低pvのnoteアカウントだと、だいぶハードルが高いです。
なお、3個販売しても、即アソシエイトになれるわけではなく、審査が開始されるだけなので注意。アカウントの発信内容や記事のクオリティによっては、落ちる可能性もあります。
アマゾンアソシエイトに申し込むまでにnote上で必ずしておくこと3つ
以下の3つができてから、審査申し込みを行うのが、合格がスムーズかと思います。
noteで10記事以上書く
しかるべき量のオリジナルコンテンツが必要です (少なくとも 10 件の投稿が必要です)
アマゾンアソシエイト公式HPより
と、公式に書いてあるので、必ず10記事は書いておきましょう。
記事内容についてですが、暴力的・センシティブな内容などはNGのようです。
有料記事を書いてある場合はいったん全部消す
これらは公開 (例えばクローズド・グループであったり、ペイウォールによってアクセスが規制されていない状態) されている必要があります。
アマゾンアソシエイト公式HPより
これはnoteでは、アマゾンアソシエイト審査時に、有料記事が存在していてはいけないということを意味するのではないかと思います。有料記事があると、おそらく審査に落ちます。
記事を消さなくても、下書きに戻せばいいのに、と思うかもしれないのですが、noteでは、一度でも売れたorプレゼントした記事は、下書きに戻せません。
そういうわけで、売れたことのある記事は、一度、審査のために消す必要があります。
有料記事を消しても、購入者の人は、購入欄から引き続き閲読できる仕様のようです。いきなり消すと驚く人もいると思うので、事前に、記事を消す告知をした方が読者に親切かもしれません。
アマゾンのアフィリエイトを利用していることをプロフィールに明記する
・参考記載例↓
「Amazonのアソシエイトとして、××は適格販売により収入を得ています」
※××の部分にnoteでのアカウント名を入れてください
記事ごとに、広告が含まれていることを記載する必要がある、という記事を見ましたが、noteにおいては必ずしもその必要はないようです。もともと1記事ごとに注記を書いていたものの、途中からわずらわしさのあまり省略しましたが、合格しました。
アマゾンアソシエイトに登録→審査
以上の3つができたら、アマゾンアソシエイトにアカウントを作り、そこにnoteのURLを登録します。
サイトの内容を書く部分があるので、そこに詳しくnoteでの発信内容や、売りたい商品などについて記載したほうがいいです。
※なお、登録プロセスは、詳しく書いてある記事が世にあふれているのでそれを見てください。
一番大事なのは、登録してから180日以内に3個以上の商品を、自分と知人以外の人に買ってもらうことです。
それにはnoteの閲覧数を上げることが重要なので、記事作り、タイトル作り、更新頻度には注意を払いましょう。
更新頻度は高ければ高いほど閲覧数を稼げる可能性が増えますが、記事のクオリティが維持できないなら、無理して毎日更新する必要はないかと思います。
※(参考)noteフォロワーの増やし方記事↓
noteでアフィリエイトは儲かるのか
PV2000/月程度のアカウントだと、正直、収入はおこづかい程度です。
ただ、noteは読者との距離が近いせいか、WordPress(※このブログ)よりクリックしてくれやすい印象を受けました。
noteをある程度育てている人は、まずnoteでアマゾン審査を通過させて、そののちほかの運営ブログ、SNSなどにも広告が貼れるようにしていく、という流れがいいのかもしれません。
noteで稼ぐというよりは、noteを今後のアフィリエイトの足掛かりにしていくイメージです。
本格的にアフィリエイトがしたかったらWordPressのブログを育てたほうがいいだろうことは、おそらく間違いないです。
・WordPress解説書例↓
・(参考)WordPress初心者が、WordPressを始めるための記事
noteは記事販売のほうが強いかもしれないですが、有料記事が書けない人は、アマゾンアフィリエイトも一考かなと思います。
※(参考)note有料記事販売の関連記事↓
合格したら終わりではない
アマゾンアソシエイトの審査に通過したら、コンスタントに商品を売り続ける必要があります。
アカウント審査が承認された場合
所定の日より前の3年間に、紹介料を取得していない場合、その月の初日に、アカウント維持費を請求することがあります。
この維持費は未払いの紹介料から差し引かれます。アカウント維持費は、10ドルまたはアカウントの未払いの紹介料の額のいずれか少ない方になります。
さらに、アカウントの未払い紹介料は、法律に基づいて没収される場合があります。
この措置を講じた場合、お客様のアカウントは休止状態のため閉鎖されます。
アマゾンアソシエイト公式HPより
審査通過後も、定期的に売れないとアカウントの維持も危うくなってくるようなので、覚悟を持って審査に挑んだほうがいいようです。
著者は販売文を書くとき、こういう本を参考にしてます。
・『ポチらせる技術』
読者に興味を持ってもらうのは大事です。ただ、興味から購買まで誘導するのはさらに難しいです。購買意欲をたかめてもらう文章とはどういうものか、というような内容について、かなり具体的に踏み込んで書いてあるので、一読の価値アリかと思います。
まとめ
有料記事が書けない人は、アマゾンアフィリエイトをしてみてもいいかも。ただしある程度フォロワーを増やしてから申し込んだほうが、180日で3個販売のノルマをクリアしやすい。
ある程度アカウントを育ててから申し込むのがベター
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