・一人で公募に挑んでいたけど、行き詰まりを感じている人
・公募友達が増えると何が得なのか知りたい人
こんにちは、わりと公募好きのサメダです。2024年までに獲得した賞金は160万くらいです。
このシリーズ記事では、公募ガチ勢の末席を汚す著者が、こうしたら公募生活をいい感じに過ごせるんじゃないの、というコツみたいなものを書いていきます。なお著者の主観がかなり入っているのでご注意ください。
↓前回は嫉妬をコントロールする方法について特集してみましたが、
今回はこれ、
公募をソロでやっているとリスキー? 公募仲間と繋がるメリット
です。
一人で公募に挑むのと仲間と挑むのでは、何が違ってどういいのか、以下、公募ソロ活歴の長かった著者が、詳しく書いていきたいと思います。
個人の知より集合知の方が優れている
これは当たり前の話なんですけど、公募をソロでやっているより、公募勢同士繋がり合って公募に挑んだほうが、情報が入ってきやすいです。
中には、SNSで繋がったことによって、友達に作品をパクられた、とか、その作品で友達が受賞したなんて話も聞かないわけではないです。
でもそのデメリットを上回るメリットが、公募仲間と繋がることにはあります。
それが情報と知識です。
個人で収集できる情報は限られています。
自分が公募のことを考えていない時でも、ほかのだれかが公募のことを研究して情報を発信してくれている、というのが、公募勢同士が繋がり合う最大のメリットだと思います。
この公募は過去に問題を起こしたことがあって、応募するのは気を付けたほうがいいとか、この公募は〆切を延長した、などの情報が、自分から調べなくても、公募勢同士繋がっていさえすれば、入ってきます。
情報自体はソロ活でもある程度収集できます。ただ、「その人と仲良くなったからこそ教えてもらえた情報」には、検索では出てこない、貴重なものが多いです。
著者は公募を始めてからしばらくは、ソロ活をしていました。
ソロ活のいいところは、仲間の成功に焦ったり、嫉妬したりしなくていことです。あくまで自分のペースで公募進めていけます。
ですので、ソロ活もソロ活の楽しさがあります。
しかし、交流によって個々人が持っていた情報同士が繋がり、公募に対して、より深い研究をして行けるのは間違いないです。
ものすごく人が嫌い、などという特別なこだわりがないのであれば、交流をしていくのが現代の公募スタンス的にベターなのかなと思います。
それに、もしも不幸にも、作品をパクられた、などの時も、ソロ活だと泣き寝入りなのですが、仲間がいると、何か違うかもしれません。
うれしいときも悲しいときも一人じゃない
公募ソロ活は落選も受賞も一人で受け止めます。うれしいときも悲しいときも一人です。それがメリットであり、デメリットでもあります。
誰にも邪魔されたくない時ってありますよね。
ただ、孤独になると、発想が意固地になりがちです。自分以外に自分の作品の価値判断をする人間がいなくなると、作品への客観視が難しくなります。
そのくらいならまだいいのですが、アイデアって自分ひとりの思考レンジでは、狭いものになりがちです。
そこで本や映画を見たりしてインプットをするんですが、インプットするエンタメを選ぶのも自分なので、結局、どこかしら創作物が偏ってくる傾向にあるんですね。
健康的な創作活動を行うためにも、適度な人との交流は重要かと思います。
その点、公募勢同士繋がっていると、違います。
受賞すると褒めてくれます。落ちると慰めてくれます。
馴れ合いか、と思うかもしれませんが、そう単純なものでもないです。
公募で累計160万の賞金を得た著者が考える、公募生活で最も大切なものは、
「落ちても通過しても次の公募に挑もう、と思える気概」
なのですが、これは、常にメンテしないと削れてきます。
次の公募に挑めなくなった人から、脱落していきます。
この、誰かに褒めてもらえる、慰めてもらえる、というのは、次の公募に挑む気概を、また回復させてくれる場合が多いです。
正直、繋がっている公募勢の方が受賞したら、嫉妬してしまい、お祝いコメントなんかできないんだろうな、とソロ活の時は思っていました。
確かに嫉妬はします。
しかし、実際繋がってみると、それは公募勢とつながっていることでたくさん流れてくる公募情報の一つに過ぎなくて、そこまで強い嫉妬を感じる暇もなく、案外自然に、お祝いの言葉が出てきたりします。
もちろん、繋がり合うことで煩わしい面もありますよね。頻繁にSNSにログインしないといけないこととか。褒め合いが交流のメインになってくることとか。
社交辞令の褒め合いで慢心してしまわないように、適度にソロ活の時期とコミュニティで交流する時期を使い分けていくのがいいのかなと感じます。
創作がはかどる
公募仲間と繋がると、公募の戦歴や、公募情報、応募作の紹介など、公募情報がたくさん流れてきます。
これは個人的意見なのですが、著者は、ソロ活だった時よりも、創作しないことに対する焦りが生まれ、結果的に一年間に作る作品数が増えました。
それに、褒めてもらえるから、嬉しくてどんどん作品を公開したくなるんですよね。
人によっては、交流によって創作がはかどるのではないかと思います。
交流を行うメリットのもう一つは、しぜんと、たくさんの作品に触れることができる点です。
比較対象が複数あることにより、相対的に、自分の作品の強み、弱点、特色などが浮き彫りにされてくる感じがします。
自分の作品の強みや特色がわからない、という人は、積極的に交流して、他作品と自作品を見比べてみるといいと思います。
そしてその強みを研ぎ澄ませた作品で、公募に挑んでいくのがおすすめです。
まとめ
・一般的に、個人の知より集合知のほうが優れている
・つながることで励まされ、公募を続けるメンタルが保たれやすく、創作意欲もわきやすい
次回のこのシリーズは、落選した時こそチャンス、という内容です。
落選して悔しいですよね、次も同じ間違いをしないために、どうしたらいいのか、という記事を書きました。
コメント
サメダさん、おはようございます。
私はサメダさんに、公募の楽しさと奥深さを教えて貰った側だから今ではめっちゃ楽しく公募にチャレンジできています✨ありがとねー!
ソロ公募の時は独りよがりで、しんどい事の方が多かった。
自分にはどの公募が合っているのか、今ではスッキリと絞れているよ^_^
それって、おめでとう🎉への一番の近道かもしれないなぁって思います。
何より、メンタルが大きく崩れない嬉しさよ(笑)泣いて笑って吠えてスッキリ。
ずっと続けて行きたいと思ってる^_^
100歳でやってたら、褒めてね(笑)👍
つぐみさんこんにちは。
公募楽しんでらっしゃるようで何よりです。
一回やめたからこそ、上手な楽しみ方がわかるのかもしれないですね。
ソロ公募もいいんですけど、自分ひとりなので、落ち込むと果てしなく落ち込んでしまいますよね。
病んでしまうっていうか。
100歳公募ってすごいですよね、応援してます!