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コンテストに応募したことを公表するメリット・デメリット・注意点

コンテスト応募をひとに言うかどうか迷っている人向け記事アイキャッチ 公募ガチ勢による公募コツ
この記事はこんな人におすすめ
  • 最近コンテストに応募した人
  • 結果が出るまで黙っているか、それとも応募したことを公募勢フレンズと分かち合うか、迷うっている人

コンテストに応募した。

結果が出るまで黙っているか? それとも応募したことを公募勢フレンズと分かち合うか?

迷うところだと思います。

ケースバイケースなので、一概にどちらの選択がいい、とは言えないですが、それぞれのメリットデメリット、注意点などについて、熱心な公募勢のサメダが考えてみました。

コンテストに応募したことを公表する場合

メリット

  • 同じコンテストに応募した公募勢と共通の話題を持てる
  • そのコンテストを盛り上げることができる
  • コンテスト主催者の目に留まる可能性がある
  • フィードバックやアドバイスをもらえることがある

送ったよ、と公募フレンズと言い合えるのでモチベーション維持になります。

なんだよ精神論かよ、と思うかもしれないのですが、人と会話する習慣のある高齢者のほうが、しない高齢者より長生きしやすいという話もあります。

誰かと交流することで、生きる活力が湧きやすいのかもしれません。また、一人で黙々と公募に挑むのもいいですが、多少なりとも誰かと交流を持っていたほうが、失敗した時に立ち直りやすいです。

公募の良さ関連記事こちら↓

なお、個人主催のコンテストだと、SNSでの盛り上がりや拡散も売り上げにけっこう関わってくるので、宣伝を兼ねて応募した旨を発信してあげると、たぶん主催者は喜びます

応援してあげたい賞があったら公募参戦の旨を公表してあげるといいかも

また、公募に落ちた直後に、作品をwebに公開すると、落選した同志たちが見てくれやすいです。

その公募結果が熱いうちに話題提供することで、作品へのフィードバックの確率も高くなるので、成長につながりやすいです。


デメリット

  • 後に引けなくなる
  • コンテストに落ちた恨みを長く綴ると批判ととられることも

応募を公表したからには結果と照合されてしまうものなので、ハートが傷ついてもいい覚悟が必要です。

また、選考通過・受賞をしたらしたで、身辺が忙しくなるので、幸せを受け止める覚悟も必要です。

受賞した時のイメトレ関連記事こちら↓

また、公募に落ちると悔しいので、おもわず主催者のアラを探して愚痴を言ってしまうこともあるかもしれないです。ぐっと押さえましょう。

発表スケジュールがすごくルーズで不誠実な公募も中にはあります。予告なく発表日を長く延期されてからの落選は本当に心が荒みますよね。

でも、批判はほどほどにしておいた方がいいです。

正しい批判ならいいだろと思うかもしれないのですが、正しさというのは、えてして人を傷つけるものですし、そもそも正しさは人によって違います。

過度な批判は自分に返ってきがちです。クリエイターとしてのイメージも悪くなりやすいです。主催者に媚びろとは言いませんが、距離感は大事。

相手を変えることはできません。

合わないと思ったら、二度とその賞に送らなければいいだけの話です。

応募するときの注意記事こちら↓
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正義とは……? 実力主義は正義なのか? 受賞者は運がいいだけなのでは? などと思った時に読む本↓



注意点

  • 公表した内容によっては、規定違反になる可能性がある

これは少し注意して欲しいのですが、匿名公募の場合、例えばSNSで応募タイトルを書いてしまうと、そのアカウントと作品名が紐づけられてしまいますよね。それで規定違反になってしまう可能性もあります。

何が規定違反になるのか、賞開催の公式サイトをよくチェックしてからSNS発信しましょう

また、「未発表作品のみ応募可」という既定の場合は、結果発表まで、作品を上げることはもちろん禁止です(未発表の範囲がどこまでかは公募によりますが)。

一部分ならセーフだろ、と切り取ったものをUPする人もいますが、やめておいた方が無難です。

イラストだと、UPも簡単なので、あとですぐ消すからと、webに上げてしまう人も見たりするのですが、もちろんNGなので気をつけてください



コンテストに応募したことを公表しない場合

メリット

  • 落選時の気まずさやプレッシャーを回避できる
  • 不要な嫉妬を受けずに済む
  • 自分のタイミングで当落を伝えることができる

なんだそんなことか、と思うかもしれないのですが、これらは結構大きいです。

アマチュアだと、落ちた時に気まずい・つらい、くらいで済むのですが(それも非常に心が荒れるのですが)、一方、何かしらの賞ですでに受賞歴を持っている場合や書籍化経験者だと、普段使っているペンネームで賞に落ちることは、また別の問題を生みます

そういう人ばかりではないと先に書いておきますが、ただ、

「え、この賞に落ちたの? ということはこの人が過去に受賞した賞は、今回落ちた賞よりランクや難易度が低いの?」

「プロなのに落ちたの?」

などと考える人も一定数います。

受賞者・プロ作家だと、「公募に落ちると営業などに差し支える」と考える人もいて、そういう場合は受賞時以外は、応募を公表しない人もいます。

また、変名を使い、自分の賞歴・出版歴と切り離して公募に挑む人もいます。

ところで、公募に応募したことを公表しなければ、選考通過時に嫉妬もされないので、友達関係を大事にしたい人には、その点もメリットです。

下位選考の通過でも、落ちた人にはすごくうらやましかったりします。しかし、受賞したなら別ですが、例えば一次通過どまりくらいで嫉妬を買うのは、正直割に合わないです。

それに最終選考残留程度でないと、経歴に書きにくい様子なので、途中落選を無理に公表することに、そこまでのメリットはない印象です。

公表しないことで、これらの嫉妬を回避することができます。

公募勢に人気の記事こちら↓
公募で結果を出した人に、なにかと嫉妬してしまう人向の本の例↓




デメリット

  • 応募したという話題に参加できない
  • 落ちてるときには言わないのに受賞時だけ報告する→ずるいと感じる人も

公募に応募したことを黙っていれば、だいたい何の問題も起こらないのでデメリットは特にありません。

ただ、皆が盛り上がっている話題に乗れないのは、ちょっと寂しさがあります

また、受賞時だけ報告するというスタンスは、無敵っぽく見えるのですが、いい時だけ自慢して、落ちた時は無言、という姿勢を、「なんか潔くないな」と思ってしまう人もいるかもしれません。

誰からも好かれるのは無理な話ですが、敵を作りすぎないように、発信内容とタイミングには十分注意したいものです。

すでにそこそこ結果を出している人向けの本↓




まとめ

コンテストに参戦したことを公表するか伏せておくかは人ぞれぞれで、どちらがいいとも言えないです。ただ、ひとつの考え方としては以下のようなものがあります。

  • 仲間が欲しい時・応援して盛り上げたい賞→公表する
  • 落ちたのがばれると今後の創作活動に差し支えがある賞→公表しない

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