百合のコンテストは現状少なく、年1あるかないか、くらいです。
そのなかでpixivの百合文芸コンテストは、2026年現在6回目を数えている人気の賞です。
毎回、熱のこもった作品がたくさん投稿されます。
ときどき、とんでもねえ感じの応募作があらわれ、「そうか、これも百合か……」と百合のすそ野の広さを感じさせてもらえ、読み専としても味わい深いです。
特に今回の百合文芸6は、百合文芸が5で終了したかと思わせてからの、久しぶりの開催となりました。この復活に、喜びの声を上げている百合書きたちを、web上で観測することもしばしばです。
あなたもぜひこの祭りに参加してはいかがでしょうか。
そんな百合文芸6の情報を、この記事で随時まとめていきます。
サメダ(このブログの中の人)が百合文芸のことを知ったのが5回(2023年回)からなので、気休め程度にお読みください。
なお、そんな人はいないと思いますが、無料でやってるこういう記事をあまりあてにしないほうがいいです。正しい情報を確認する場合は、ちゃんと公式(こちら)を見てください。
2025年回『百合文芸6』コンテストの賞枠
コミック百合姫賞(両部門合わせて1名)
賞品:賞金10万円、コミック百合姫にてコミカライズ検討
GCノベルズ編集部賞(長編部門より1名)
賞品:賞金10万円、GCノベルズまたはGCN文庫にて書籍化確約書泉百合部賞(短・中編部門より1名)
賞品:賞金3万円、書泉百合部限定グッズしまや出版スペシャルプレゼント(抽選で10名)
賞品:しまや出版工場にて印刷・製本して書籍としてプレゼントpixiv賞(両部門より複数名)
賞品:図書カード2,000円特別賞(両部門合わせて1名)
賞品:賞金5万円、コミック百合姫にイラスト付きで掲載短・中編部門副賞
賞品:2026年にピクシブより発行予定の冊子へ収録pixivのHPより
※抽選の「しまや出版スペシャルプレゼント」当選作品は冊子収録対象外となります
- 小説作品のみの受付
- 短・中編部門(8,000字以上~19,999字以下)
- 長編部門(80,000字以上)
- 複数応募可
- 日本語でオリジナルのみ
今回気を付けたいのは、20000字以上79999文字以下は短編部門でも長編部門でもないレンジになり、応募の対象外になることです。
また日本語でない言語で投稿されているものがあったりするので、そこは気を付けたいところです。
募集期間とテーマ
- 募集期間:2025年12月18日(木)〜2026年3月23日(月) 23:59
- テーマ:「女性同士の恋愛や友愛などの関係性」をテーマにした小説を募集するコンテスト
公式によると、
女性同士の特別な関係を描いた作品。心に残るセリフやシーンと出会えるような作品をお待ちしています。
受賞作には賞金のほか、書籍化や『コミック百合姫』への掲載、コミカライズなどの展開も予定しています。
pixivのHPより
だそうです。
AI使用の可否
この賞でのAI使用はNGです。
(※pixiv自体は、AI作品の投稿はできます)
対策
前回情報
参考になるかわかりませんが、こちらに過去の百合文芸の情報をまとめてあります↓
今回も応募までの手順が結構煩雑です。
上の記事にも書いたのですが、いかにこの賞の応募に注意が必要かをよく心に刻んでおいたほうがいい気がする。
◆漫画原作回の受賞小説作品はpixivionの紹介ページから全部読めます→こちら
受賞作を読む
当然のことですが、過去回の受賞作を見るのが、この賞の雰囲気をつかむのに最適です。
pixiv上やpixivionに発表ページがあり、作品が読めると思うので、そこを見に行くとよいかと思います。
中の人も暇ではなく、すごい雑にリンクを貼っているので、もっといいページがあるかもしれません。その辺は各々で何とかしてください。
また、コミック百合姫賞を狙っていくなら、過去のコミック百合姫賞受賞作を読むのが一番いいのではないでしょうか。
過去作のいくつかは書籍になっています。たとえばこちら↓
- コミック百合姫2024年6月号(第5回受賞作「近日点はまだ遠く」のコミカライズが掲載されています)
・第4回の百合姫賞作品:『サルビアのブーケ』
- 第3回の百合姫賞作品:『夏とレモンとオーバーレイ』
pixiv百合文芸と縁のある作家
百合文芸の応募者は多士済々で、「え、こんな方も応募していたの?」というのが話題になることもしばしばです。
その修羅さの一例を、百合文芸受賞経験のある作家さんの中から紹介します。
百合文芸の受賞作のタイトルは「なにうじうじしているんですか、このいくじなし!」
恋する相手は一人でなくてはならない、という概念を爽快に打ち破ってくれた話題のハーレム百合『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)』の作者としても知られる先生です。
百合文芸の受賞作のタイトルは「電信柱より」(第3回SFマガジン賞)・「嘘つき姫」(第4回コミック百合姫賞)
両作とも、『嘘つき姫』という短編集に収録されています。
同pixivで開催の、第1回さなコンでも日本SF作家クラブ賞を受賞しておられ、その後は2025年回の最終選考審査員を務められたりと、pixiv文芸の旗手のひとりという印象。
芥川候補に2度ノミネートされています。
百合文芸の受賞作のタイトルは「汝ら、すべてのゾンビたちよ」
第12回ハヤカワSFコンテスト〈大賞〉を「コミケへの聖歌」で受賞しデビュー。
コミケに行くまでの女子4人のわちゃわちゃを書いた小説ですが、ポストアポカリプス世界観なので、文明とは何かを考えさせられるダークさがあり、それでいてちょっとだけ希望が見えるような読後感です。
また、なんだかよく聞くのは、第4回が特に修羅だったという話です。
まとめ
お前も修羅界に身を投じてみないか






コメント