・noteをこれから始めたいけど、何から準備していいのかわからない人
・noteを始めたばかりだけど、とにかく読まれなくて心折れそうな人
noteって使ってる人が多くて、ちょっと自分もやってみようかな? という気になってきますよね。記事が売れるらしいし。
著者もずっと気になっていて、最近始めました。
そこで、登録までの流れと、noteを始めるときに必要なこと、登録体験してみての注意点などをまとめてみました。
アカウント取得前に準備しておくもの一覧
noteに登録する前に、以下のものを用意しておくと、ここから先がスムーズです。
・note用のメールアドレス
・note用のパスワード
・noteで使う用の名前
・プロフィール画像
・クリエイターページのヘッダー画像
・スキのリアクション用画像
まずは最低限、これだけあればいいかなと思います。
note用のメールアドレス
noteは、設定にもよると思うんですが結構メール通知が来ます。
ですので、note用のメアドがあったほうがいいかなと思います。
もしほかの用途と同じメアドを使いまわすなら、フォルダを作って振り分けた方が、ごちゃつかないと思います。
プロフィール画像
本気でnoteに取り組むなら、プロフ画像の設定は必須です。
設定されていないと、読み専の人なのかな、と思われて、クリックしてすらもらえない場合があります。ちょっと損かと思います。
プロフ画像はnoteにおけるあなたの顔なので、よく考えて、印象的な画像を選定するのがおすすめです。
スキのリアクション画像
noteでは、いいねボタンのかわりに「スキ」ボタンというのがあります。
それを押した人にだけ表示されるお礼画像が、「スキのリアクション画像」と一言コメントです。
スキのリアクション画像とコメントには、初期設定のものがいくつかあるので、正直、自分で設定しなくても不便はないです。
しかし、記事を読みに来てくれた人に対する宣伝になる部分なので、自分の画像と、自分の言葉で設定するのがファンをつかむコツかなと思います。
食べ物やお酒の画像を設定しておき、「どうぞ」などと書いている人や、アニメで楽しませてくれる人など、使い方はそれぞれです。
どういうのを設定したらいいかわからない人は、とりあえず無差別にスキを押して、そのリアクション画像をたくさん見て、いいなと思うものを参考にしてみましょう。
note各部分の画像設定サイズ
このnote指定の画像サイズ(2023年8月現在)以下だと、画像がボケてしまい、ビジュアルがよくないので注意が必要です。
プロフィールアイコン
note公式によれば、推奨サイズはないですが、正方形の画像がおすすめ、だそうです。
ただし、
この正方形の画像が、さらに丸く切り取られて表示されるので、円形にしても映える画像を選ぶのがコツです。
クリエイターページ/マガジンヘッダー画像
クリエイターページというのは、ほかのユーザーから見た、あなたのページのことです。
そのヘッダーの画像の設定サイズです。けっこうかなり横長で縦細サイズなので、以下のサイズに適合するデザインを組むのがコツです。
自分で画像を作るのが苦手な人は、かなり横長でも問題ない画像(例えば風景写真など)にするのが、無難かもしれません。
登録できる画像の推奨比率は 1.91:1 です。
● 基本サイズ
・1280 × 670px
記事の見出し画像と同じものを使えます。
中央部分 216px がヘッダー部分に表示されます。●より綺麗に表示するなら(おすすめ)
noteヘルプセンターのページより
・1920 × 1006 px
中央部分 324px がヘッダー部分に表示されます
スキのリアクション用画像
ここには、画像のほか、gifアニメを入れることができるのが特徴です。
意外とgifアニメで設定している人を見る機会が多いです。そのほか、食べ物系、自筆イラストなどの画像を入れている人も結構います。
スキを押した人へのお礼でもあるので、感謝が伝わるような画像がおすすめかと思います。
jpg、png、gif(アニメを含む)をアップロードできます。
noteヘルプセンターのページより
推奨サイズはないですが、容量は10MBのものまで設定できます。
gifアニメについては、アニメーションが長すぎると、終わる前に吹き出しが消えてしまう可能性があります。
記事見出し画像
1280 × 670 px
noteヘルプセンターのページより
記事を書くときに必要なアイキャッチのサイズのことです。各記事の一番上に出てくる画像ですね。
わかんない人のために説明すると、あなたの今読んでいる記事でいうこれです↓
記事を書くとき、毎回必要ですが、めんどくさい人は、noteが用意してくれている見出し画像(「みんなのフォトギャラリー」)があるので、それを使うなら、準備は不要です。
ただし、
記事をほかのSNSなどで紹介する時にも、この画像が使われるので、オリジナルのものだとアピール効果は高いのかな、と感じます。
でもそんな画像つくのとか苦手だし、っていう人もいると思います。
noteでは、Adobeアカウントある人限定で、生成AIによる、アイキャッチの自動生成サービスを開始しているので、それを利用してみてもいいかもしれません。
でもそもそもAdobeアカウント持ってる人って、アイキャッチは普通に作れてしまうと思うんですが……
その他の画像サイズ設定は公式のヘルプを見てください。
以上を用意したら、次はnoteに登録しましょう。
公式のヘルプを読めば、さほど難しい作業はありません。
よくわからないという人は本で読んだほうがいいかも。noteの解説本はいろいろあるのですが、著者はこれを買いました↓
登録したらすぐに行うこと
通知設定のカスタマイズ
PC表示の場合、右上の自分のアイコンから、「アカウント設定」→「通知」で入れます。
ここで、メールやプッシュで通知される条件を設定できます。
どういう時に通知されるか、細かい条件設定があるので、必要なものだけをアクティブにしておきましょう。
全部にチェック入れておくと、通知メールでメールボックスがすぐにいっぱいになってしまうので、要らない通知のチェックは外しておくのがベターです。
著者は、通知はコメント入った時と記事が売れた時、フォローの時くらいにしてあります。
それでもけっこうメールがたまります。
プロフィール欄を埋める
これは基本的なことなのですが、かなり重要です。
読者はここを見て、あなたがどういう人物か知ろうとします。
プロフ欄が埋まっていないと、どういう人かわからないので、絡みづらいなと思われてしまうかもしれません。せっかく来てくれた読者を逃すのはもったいないですよね。
交流したい人は、かならず埋めておきましょう。
登録したらぼちぼち行うこと
noteの操作に慣れるために、流れてくる記事を数本読んでみる
noteというコミュニティの雰囲気を掴むために、まずは数本、トップ画面に流れてくる記事を読んでみましょう。
この時点では、フォロワーを増やすことは考えなくていいです。
まずは読み専をしてみながら、noteの操作に慣れましょう。
スキの押し方や、スキを押すとどうなるのか、コメントの仕方など、最低限のことがわかってきたら、それで十分です。次のステップに進みます。
「スキ」のリアクション設定
noteの各記事には、スキ(※スキ=「いいね」みたいなものです)ボタンがあり、読者がこれを押したときに、オリジナルの画像と短文を表示することができます。それがスキのリアクション設定です。
自分らしい画像とコメントを登録して、読者に感謝を伝えましょう。
設定方法
右上のプロフィールアイコン→「アカウント設定」→「リアクション」→「スキのお礼メッセージ」
再度書きますが、
・jpg、png、gif(アニメを含む)をアップロード可能。
・推奨サイズはなし。容量は10MBのものまで設定可能。
・gifアニメは、アニメーションが長すぎると、終わる前に吹き出しが消えてしまう可能性あり。
著者は400×400pxくらいの画像を使っていますが特に不便はありません。
初記事を上げてみよう
どこの投稿サイトでも初めは、驚くほど読まれません。noteもそうです。
でも、noteは、初めの記事だけは、読まれる攻略法があります。
初めての投稿は、自己紹介記事を書くのがおすすめです。
なお、タイトルには必ず、「自己紹介」と入れたほうがいいです。
noteはなぜか、自己紹介記事がやたらと人気です。自己紹介するだけで、スキが付きやすいです。
書けたら、記事をクリエイターページ(読者から見たあなたのページ)のトップに固定させます。
これで、あなたのページに来た人は、あなたの記事タイムラインのトップに、その記事が常に表示される状態になります。
固定記事にした記事は、他の記事より閲覧とスキが入りやすい傾向にあります。自己紹介との相乗効果で、少なくともスキが0のままで、登録直後に反応がなさ過ぎて心が折れてしまうことは、避けられるかと思います。
初投稿で心が折れにくい。これが、他の小説投稿サイトにはない、noteに投稿するメリットかなと思います。
クリエイターページのトップに記事を固定させる方法
2種類あります。どちらも同じ効果です。
1.固定させたい記事を開いて、タイトル右下に表示される「…」から、「マイページに固定表示」を選択します。
2.クリエイターページに表示されている自分の記事の下に「…」があるので、それを押す→「マイページに固定表示」を選択します。
※固定記事にできるのは、1つの記事だけです。2つ目の固定記事を設定すると、始めに設定した固定記事は、固定記事ではなくなります。
自己紹介を固定記事にすることで、あなたがどういう人なのか、読者にわかりやすくなります。共感を得やすいエピソードなどを書くのがコツです。
すごい肩書きを書きたい気持ちはわかりますが、自慢話風にならないように気を付けましょう。これまでの人生の失敗談や悩んだこと、などを書く方がおすすめです。
小説を書いている人は、どんな小説を主に書いているのか(小説サイトのリンク)、主な活動場所はどこか、などを書いてみると仲間が見つかりやすいかもしれません。
2本目以降の記事は何を書けばいいか
2本目以降の記事は、なかなか読まれない、という場合が多いのですが、これも多少の攻略法があります。
noteでは、常に、コンテストやコラボ企画、お題が提示されています。
ざっくりいうと、指定のハッシュタグをつけて投稿するものです。これに参加するのがおすすめです。
自分で考えたテーマで記事を書くより、お題に乗っかった記事のほうが、note内でホットである場合が多いので、読んでくれる人も多くなる傾向にあります。
それに、自分でお題を考える手間が省けるので、記事制作を続けやすいです。
小説やエッセイのコンテストも、note内でわりと頻繁にあるので、まずはそれに応募してみるのがおすすめです。
自分の独自の小説を上げるのは、noteである程度、読者を獲得してからのほうがいいです。スキが付きやすいですし、閲覧数も入りやすいので心が折れにくいです。
※note小説投稿の関連記事はこちら↓
記事を2、3本上げたら、他の人の記事を読みに行こう
読者を増やすには、受け身では弱いです。
みんな自分の記事を読まれたいと思っているので、そのニーズを満たすことが、遠回りでも、あなたの記事が読まれることにつながります。
興味のある記事は積極的に読んでみましょう。スキやフォローも、気が合いそうだったら惜しまずどんどん行っていくといいと思います。
初めはフォロー数のほうが圧倒的に多くて、フォロワーが少ない状態になりがちかと思いますが、あまり気にせず、記事を読み、フォローをしていきましょう。
合わないなと思ったらその時に、フォローを外せばいいので。
自分の記事を読んでくれ、スキを押してくれた人がいる場合、まずはその人の記事を読みに行くのがおすすめです。
なぜなら、自分の記事を読んでくれた時点で、その人は、多少なりともあなたに興味があると考えられるから、フォロバの確率も高くなるからです。
※フォロワーを獲得するコツ記事はこちら
その他、公式ヘルプのページには、noteビギナーがした方がいいことが、詳しく書かれているので、一読しておくと安心かなと思います。
ある程度noteの空気感がわかってきたら、記事販売もやってみると楽しいかもしれません。
※記事販売の記事
まとめ
・初記事を書くなら、自己紹介がおすすめ。読まれやすい。
・2本目以降は、しばらく、note内のコンテストや企画に参加してみるのがおすすめ。読まれやすい。
コメント
サメダさんこんにちは😃
noteをいじくり回す前に読みたかった貴重な記事(TOT)
ようやく自分なりの方向性は見えてきたのですが、困った事もあって。
合わない方、フォロー外していいのかな……始めた頃にフォローしてもらいフォロバしたもののって感じ。
放りっぱなしでもいいのかなとも思いつつ、悩んでいます(TOT)
サメダさんは外した事ある?
つぐみさんこんにちは、
私もnoteに来てだいぶたってから気づいたことを書いてあるので、
遅いよ、って感じですよね。私も初めに知りたかった。
フォローは、自分と趣味が合わない記事を書く人と投稿頻度が高すぎる人は、
申し訳ないと思いながらも外します。
フォロー外しても、普通は、「向こうも外してくる+これでつけてくれたスキをもれなく外してくる」
くらいで、それ以上のことは起こらないので……
恨まれるのが気になるなら、放置でもいいかとは思うんですけど。
サメダさん、ありがとう!遅くないよ、むしろ素早い分析力だといつも思うよ。
私は甘い汁を吸わせて貰ってます。
外させて貰おうかな。
エブもnoteも。
いつもありがとう✨凄く心強いです!
甘い汁ってすごい表現ですね!
ほぼ交流ゼロでフォローだけしてきた人なら、外してもあまりリアクションがないことが多いです。
頻繁に交流してた人とフォロー外すときのほうが揉める印象。
でもそんなに荒れ狂う人は少ないから、あまり心配しすぎなくてもいいかなと
無責任に思ってます。