ようこそ創作沼へ

小説、イラスト創作に役立つ情報を発信。
小説賞下読み経験者に、小説を読んで感想を書いて欲しい、記事作成して欲しい、など、ライティング系のご依頼、承ります。

詳細はこちら

【一次創作系イラストレーター向け】Xのフォロワーを増やす方法

イラストレーターSNSフォロワー増やすアイキャッチ イラスト系

イラストレーターが使うSNSって色々ありますよね。

今回は、ユーザーが多いであろうX(旧ツイッター)に絞って書きます。

Xに登録したらまず何をやったらいいの?

というところから、具体的なフォロワー増へ向けたアクションなどを書いてみました。

Xビギナーかつ、非萌え系のイラスト描きを読者に想定した記事ですが、二次絵描きにも多少は何か役に立つかも?

なおこの記事の内容は、あくまでフォロワー増やしの、一つの方法にすぎません。


Xに登録する前に

Xはポストの内容をAI学習に使うと明記しています。

そのため、Xにイラストを上げることは、一定のリスクがあります。

ただ、XはAIの件があって以後も、なおユーザーが多く、宣伝効果や拡散力において、ほかのSNSよりも有利である場面が多いです。

そのため、Xでイラスト投稿する際は、そのメリットデメリット双方を考えながらUPしていくことが重要になります。

XはAIの件で荒れましたが、そもそもwebにイラストを上げた時点で、どういう使い方をされるか制限することはほぼ不可能です。

イラスト描きは、ウォーターマーク(透かし)入れや、AI学習阻害のサービスを使い、自分の作品を自衛していくほかありません。

AI学習禁止に熱心な印象のポートフォリオサイトだとこの辺があります↓

上の記事は小説書き向けなのですが、イラスト投稿もできるサイトです。

ただ、透かしを入れないきれいなイラストは、パスワードをかけて他サイトに置いておくとしても、宣伝用としては今なお、Xにはある程度価値があるので、アカウントを持っていてもいいのかもしれません(好き好きですが)。

Xに登録したらまずすること

自分からアクションを起こすことを意識する

SNSを始めたばかりで、かつ、あなたが激うまイラスト描きでない場合、初めはフォロワーの増え方が鈍いものだ、と思っておいた方がいいです。

イラストを上げても、あやしいビジネスアカウントからの反応しかもらえなかったりします。

でもこれはけっこうあるあるなので、あまり気にせず継続していくのが肝心です。

どこのSNSも同じだと思いますが、開始したては、自分から誰かにアクションをしていかないと、相手にしてもらえない場合が多いです。

ただし、いいねを押すだけでは効果が薄いです。

なぜなら、いいねは誰もが押すので、特に人気のイラストレーターだと、通知がうずもれてしまい、見てすらもらえない場合もままあるからです。

ある程度フォロワーが増えてきたら、投稿のたびにフォロワーが増えるようになる場合が多いので、それまで気長に頑張りましょう。



プロフィール欄はちゃんと書く

あなたが誰かをフォローしたとします。

その誰かは、「どんな人がフォローしてくれたんだろう?」と思って、たいていは確認するためにあなたのページに来るんじゃないでしょうか。

その時に、あなたがプロフィール画像を未設定で、プロフ欄に何も書いていないと、どんな人なのか、どういう意図をもって自分をフォローしてきたのかわからず、閲覧者は困惑してしまいます

もっと極端に言うと、怖いです。不審がられます。

趣味でやっていて、知ってる人だけとかかわりたい、などという場合は、そういう塩な態度も戦略ですが、営業用のアカウントとして運営するなら、プロフは必須です。

将来のお客さんが見てくれるかもしれないからです。

プロフは、名刺みたいな役割じゃないかなと思います。

閲覧者を安心させるために、プロフィール欄はちゃんと埋めておきましょう。

「イラスト描いてます」くらいでもいいので、イラストレーターのアカウントだということをアピールしましょう。

「〇〇系の分野のイラストが得意です」「××という雑誌で連載中です」などと得意分野をアピールするのも、閲覧者にとってわかりやすくてよいかと思います。

なお、商業系の依頼の受注経験があることを、プロフに書くと、比較的強みになる気がします。



トップに固定させるつぶやき(ポスト)は、イラスト入りで

イラストレーターということは、プロフィールを読んでわかった。

じゃあ、この人はどんな絵を描いているの? 

と思われるので、閲覧者の検索の手間を省くために、あなたの一番いいイラストを添付したポスト(つぶやき)を、投稿のトップに固定しておきましょう。

これで最低限の準備はできました。

本当はポートフォリオサイトなども作っておき、誘導リンクを貼っておくなどするともっと充実すると思うのですが、とりあえずプロフを埋めて、イラストサンプルが見える状態にしてあれば、あとはおいおい用意していけばいいのかなと思います。

ポートフォリオサイト作りに興味のある人は以下の記事をどうぞ。ただし非萌え系一次絵描き向けです↓

二次、萌え系OKのポートフォリオサイトだとこちらの記事もあります↓



フォロワーを増やす方法

フォロー数がフォロワー数より圧倒的に多い状態にするのは避ける

フォロワーが少ないときは、どうしてもフォロー数のほうが多くなりがちです。

とはいえ、フォロー数が4桁で、フォロワー数が1桁とか、そういう極端な差をつけてしまうと、なんだか怪しまれやすいです。

不信感を持たれてしまうと、フォロバされにくいです。

数字は数字にすぎないのですが、数字に引っ張られてしまう人もいるので、気を付けましょう。


フォロー数がフォロワー数に比べて極端に少ないユーザーに絡むのは徒労

もちろん、そのユーザーが好きなのであれば、話は別です。

ただ、今回は、イラストレーターとしての営業用のアカウント運営を考えるので、フォロー数がフォロワー数に比べて極端に少ないユーザーは、フォロバの期待値が低く、あまりアプローチするのはおすすめしない、と言わざるをえません。

また、自分より非常に上手ではるかに目立つ仕事をしているイラストレーターから、同じイラストレーターというだけで、フォロバやリアクションを期待しないほうがいいです。

少しでもSNSに触れたことのある人は知っていると思うのですが、基本的に、自分と同じくらいの力量、実績数、仕事数の人が、自分をフォローしてくれます(同じ団体に所属している、などの条件があれば別ですが)。

イラストレーターSNSの世界も、どうやら同じ傾向にあるようです。

自分よりはるかに腕のいいイラストレーターに相手をしてもらうには、何かしら自分のレベルを上げて、自分のアカウントの価値を高める必要があります。

フォロワー数をすごく増やす、おおきな仕事を取る、など。



投稿頻度は適切に

イラストアカウントなので、イラストは頻繁にUPしていきましょう。

ここで重要なことなのですが、「いつも魂が籠った渾身のイラストをポストしなくてもOK」です。

下書きから順番に経過をUPしていく、というのもいいですし、制作過程を動画にしたもの(タイムラプスなど)も、結構人気があるみたいです。

継続してイラスト活動をしている、という感じを出すのが大事かなと思います。

投稿頻度については、ポストしすぎてもいけないですが、ポストが少ないアカウントも、閲覧者に避けられるようです。

個人的な印象になりますが、最低でも、1週間に1回くらいはポストした方がいいのではないでしょうか。最悪イラストじゃなくてもいいので。



#(ハッシュタグ)に便乗する

タグつけないとイラストが埋もれますので、積極的につけていきましょう。

ところで、イラストレーターどうしフォローし合っていると、イラストレーター界隈で流行っている「#」が流れてきます。

「ピンクのイラストを見せて」、とか、「上半期に描いたイラストを見せる」とか、その時によっていろいろです。

これは一種のお祭りです。

これらのタグで盛んそうなものを選んで、まずイラストを投稿します。

それから、自分の参加した#を検索し、同じテーマでポストしている方で、いいなと思ったイラストやユーザーに、リポストやいいねなど、積極的にこちらからリアクションしていきましょう。

同じイラストのテーマで投稿した人は、そうでないより仲間意識が生まれがちです。

こちらが行ったリアクションに対して反応してくれた人は、比較的ミャクがあります。そのようなユーザーを集中的にフォローすることで、フォロバ期待値が高まります。

また、イラストを上げるときは、「#絵描きさんと繋がりたい」「#イラストレーターと繋がりたい 」など、繋がりたい系の#タグを付けておくと、絡みやすそうな人に見えやすいかもしれません。


コンテストに便乗する

これも上の「#(ハッシュタグ)に便乗する」と大体同じなのですが、同じコンテストに応募した人は、仲間意識が生まれやすいです。

「仲間意識が生まれやすい=フォロバしてくれやすい」なので、コンテストに応募したらすかさずポストして、同じコンテストに応募した人をX内検索で探してみましょう。

もちろん、自分のほうから、いいね、リポストなどのアクションを行うのがコツです。

応募数の多いコンテストや、話題性のあるコンテストに応募するのがおすすめです。仲間が見つかりやすいです。



ネコを描く

ネコの絵はウケます。

特に、ゆる系イラストは人気が出やすい印象。

ネコちゃん大好きな人、多いみたいです。猫を飼ってて、絵日記描いたりできる人は、なおベター。

ネコは液体とも言いますが、骨格感を把握することで、もっと見栄えがあがったり、表現の引き出しが増えるかと思います。

ネコの骨格感が掴みやすいかな? と思う本

ウェザリーの動物デッサン ネコ科を描く(グラフィック社)


獣医さんがえがいた動物の描き方(グラフィック社 )

獣医さんがえがいた動物の描き方は、ちょっと出版年が古いんですけど、ネコ以外にもいろんな動物の描き方が載ってるので、一冊でお得感があるかな、という印象。



初めからRGBで作ったイラストを上げる

イラストは、モノクロよりカラーのほうが、「いいね」が、つきやすい傾向があります。

さらにいうと、印刷向けのCMYKと、web用のRGBでは、RGBのほうが画面映えします。

RGBは、CMYK では再現できない、鮮やかな黄緑、紫など、蛍光に近いキレイ目の色域を再現できるからです。

webに上げる前提であれば、CMYKで作るより、初めからRGBで作ったほうがいいです。

illustratorとPhotoshop(Adobe)

お絵かきソフトやサービスにはクリスタやアイビスなどいろいろありますが、中でもAdobe製品はやや高価なだけあって、イラストにニュアンスを与える機能が充実しているのかなという印象。

お絵かきではAdobeの場合、FrescoPhotoshopを使う人が多いかもしれませんが、イラストレーターはポートフォリオを作る人が多いので、デザインが組みやすいillustratorもあると便利。

illustratorではベクターデータでのイラスト生成機能、フォトショでは切れた部分の画像を自動生成する機能なども実装されてきているので、うまく使っていくと、ストックイラストなどもはかどるかも。

Photoshopとillustrator両方使う人で、さらにInDesignで本格感のある同人誌なんかも組んでみたい、という人は、全部入りのクリエイティブクラウドがおすすめ↓

Adobe製品を購入するメリットとしては、Adobeフォント(商用フリー※一部例外アリ)が無料で使えるようになるので、いい感じのフォントで作品クオリティの底上げにもなります

なお、色彩について学びたい人向け記事はこちら↓


タイムラプスをやってみる

タイムラプスはいわゆるコマ送りの映像なのですが、イラストを描き上げる過程を記録して配信することによって、より共感が得られやすくなります。

ただ、自分の技法をさらすことになるので、特殊な描き方をしていてそれをパクられたくない人などは、導入するかよく考えたほうがよいかと思います。


誰かにとって役に立つ情報を発信する

フォローしたくなるアカウントとは、自分にとって何かしらのメリットがある場合が多いですよね。

相手にとって自分のアカウントが発信する情報が、価値のあるものかどうか、ちょっと振り返ってみましょう。

リポストばかりしていたり、内輪ネタばかり投稿している場合は要注意です。

リポストは多すぎると、相手のタイムラインが汚れがちなので嫌われやすいようです。

じゃあ誰かの役に立つ情報って、具体的に何?

と思うかもしれないので具体例を挙げると、

壁紙やカレンダーを作り、これ私的利用なら使っていいよ、と、SNSにUPしたりすると人気が出やすいようです。

定期的に壁紙やカレンダーを配布してくれたりする人だと、それ目当てでフォローしてくれる人も増える傾向にあります。

こちらが初めにギバーになるというか、自分のイラストのよさを、お試し体験してもらう、プチ営業みたいなものだと思ってみるといいかもしれません。

ただ、こういう、イラストの無料使用許可を出すことは、無断転載などの悪用リスクを伴いやすいです。きちんと「私的利用のみ可」「無断転載禁止」など利用範囲を明記しておくのが大事です。

無断転載する人はそれでもすると思うんですが、一応こちらのスタンスをはっきり書いておいたほうがいいです。

それは本当に配っていいイラストなのか? を、よく考えてから配布しましょう。




時々仕事実績をアピールする

企業案件を受けている場合は、それは信頼の証になりやすいです。

なければ個人依頼の実績でもよいかと思います。

怪しいアカウントより、信頼感のあるアカウントのほうが、相手もフォローしやすいですよね。

ただし、お仕事実績の見えるアカウントで、ネガティブワードをつぶやくのは逆に信頼を落とすので、本音や、愚痴を吐きたいアカウントで、実績を公開しないほうがよいかと思います。



まとめ

  • ハッシュタグは、あなたのポストを埋もれさせないようにするためにかなり重要なので、イラスト投稿時はいくつかつけたほうがいい。
  • フォロワーを増やすには、イベント事に便乗するのがベター。
  • また、自分からリアクションするのがコツ。
このブログを書いている人
サメダ

小説を読むのが好きで、一般文芸系小説賞の下読みを数年しています。
公募勢でもあり、これまでの獲得賞金は180万超。
このブログでは創作、公募について発信していきます。記事内容は、公式とは無関係で、著者の主観による部分が大きいことをお断りしておきます。
文章書き、小説感想書きのお仕事承ります。問い合わせフォームからメッセを投げてみてください。

サメダをフォローする
イラスト系
サメダをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました