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【お絵かき勢向け】やりたい仕事を引き寄せる方法

お絵かき勢やりたい仕事を引き寄せる記事アイキャッチ イラスト系

イラストお仕事をはじめた時は、どんな依頼でも嬉しい。ありがたい。

そう思っていたかもしれません。

しかし経験を積んでくると、

この案件は安すぎるのではないか?

このクライアントは取引先を大事にしてくれないタイプなのでは? 

などと、やりたい仕事とそうでない仕事が見えてくるのではないでしょうか。

これ書いてる人も、低単価案件やクライアントの無茶振りに頭を抱えることがあるのですが、その反省を踏まえて、自分のやりたい案件を引き寄せる方法について考えてみました。

ポートフォリオに載せる作品を選別する

イラストの案件を受けて納品する→実績としてポートフォリオに載せる、という流れは、たいていの人がすでに行っているのではないかと思います。

そのポートフォリオに何を載せ、何を載せないかを選別することは、とても大事な作業です。

というのも、ポートフォリオに何を載せているかで、依頼される仕事が変わってくると、経験上思うからです。

実績が少ないうちは、数があったほうがいいので何でも無選別でポートフォリオに載せておけばいい気はするのですが、ある程度実績がたまってきたら、今後やりたい方向のお仕事実績のみを載せたほうがいいと感じます。

依頼者は、ポートフォリオを見てお仕事を発注してくださるケースが多いです。

つまりポートフォリオはあなたという店のお品書きでして、あなたのお店で注文できるものは何か、依頼者は、ある程度ポートフォリオで判断します。

カレー専門店という印象がある店で、ラーメンを作れないかを聞いたりは、あまりしないですよね。

そういう、依頼者のあなたへの印象を決める大事な場所に、苦手意識と苦痛を感じながら作画し納品した案件の実績を載せたらどうでしょうか。

あなたにとっての地獄案件が、あなたに再来する可能性が高くなります。

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おおげさな、と思うかもしれないのですが、実際、ポートフォリオに載せてあるイラストテーマや媒体からのお仕事のお声がけは多いです。

実績が実績を引き寄せると言ってもいいのかなと思います。

なので、実績を見せる場であるポートフォリオに、何を載せるのかはとても大事です。

ポートフォリオには、今後こういう内容の依頼を受けたい、と思う実績のみを載せることをおすすめします。

これはもうやりたくないな、と感じた内容の案件は、それがかなり制作に苦労したものだとしても、載せないほうが無難です。

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受けたことない内容の仕事を受けたい場合

  • サンプルを作ってポートフォリオに載せる
  • 仕事を受けているというお知らせをちょいちょいSNSで流す
  • すでにそのジャンルで活動している先輩の手法を学ぶ

はじめに書いておくのですが、実績のない状態で、有名媒体からお仕事をいただくのはかなり厳しいです。

個人依頼や小規模の企業の依頼ならば比較的取りやすいので、そちらを足掛かりにしていくことをお勧めします。

そこで何かしらイラスト実績を作っておき、このジャンルもできます、と守備範囲を徐々に伸ばしていくのが堅実です。

実績がないジャンルの仕事を取りたい場合は、まずその仕事を受けた場合、あなたはどういうものが描けるのか、サンプルをいくつか制作し、ポートフォリオに載せておきます。

ここで作るサンプルは、よく研究されたものである必要があります。

仮に、ガールズイラストのお仕事をしたいとします。

ガールズイラストと一口に言ってもいろいろな場所で使われます。ですので、例えば女性誌のカット絵のようなイラストお仕事をしたい、などとターゲットをある程度絞りこみます。

お仕事したいイラストの方向が定まったら、実際その媒体ですでに実績のあるイラストレーターのポートフォリオやSNSを探して、じっくり見てください。

実際に使われたイラストが、どういう色合い、顔つき、等身、モチーフなのかを研究します。

それを踏まえて、女性誌のカット絵では何が求められているのか? と自分なりに頭の中で整理してから、サンプルイラストを作ります。

ここを外すと、的確なポートフォリオにならないので注意してください。

人気イラストレーターの中村さんが動画で言われていたのですが(中村さんの動画に飛びます←28:15あたりからの部分です)、駆け出しのころ仕事が来なかったので研究したところ、イラスト内で自分が使っていたモチーフが、お仕事したい媒体のものとかけ離れていたことに気づいたそうです。

実際にお仕事したい媒体のほうへモチーフを寄せていったところ、仕事が途切れなくなったというお話をされていました。

また、ガールズイラストが得意なら、そのジャンルが好きな理由(思い入れ)や、他のガールズイラスト描きと差別化できる点などもアピールしていくといいかと思います。案外編集の方は、イラストレーターの書いているものを読んだりするそうです。

この方面のお仕事は受けたことがないです、と正直に書く必要はありません。それはポートフォリオを見ればうすうす察しが付くからです。自ら申告する必要もないです。

さらに、SNSでその制作サンプルを時折流します。「お仕事承っております」という旨もアピールしておきます。

ただ、SNSパワーが弱い場合、おそらくそれだけでは仕事は来ないと思ったほうがいいです。SNSを運営しつつ、自分から営業をかけていくことも考えたほうがいいのかなと思います。

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まとめ

  • ポートフォリオに何を載せるかが大事
  • 成功した先達のポートフォリオを研究するのも大事
このブログを書いている人
サメダ

小説を読むのが好きで、一般文芸系小説賞の下読みを数年しています。
公募勢でもあり、これまでの獲得賞金は180万超。
このブログでは創作、公募について発信していきます。記事内容は、公式とは無関係で、著者の主観による部分が大きいことをお断りしておきます。
文章書き、小説感想書きのお仕事承ります。問い合わせフォームからメッセを投げてみてください。

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