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【身内の称賛には感謝しつつも冷静でいよう】小説サイト投稿初心者向け生存戦略3

褒められても客観性を失わないためには記事アイキャッチ 書き物関連
この記事はこんな人に特におすすめ

・なんで小説賞が取れないんだろう、けっこう身内での評価は高いのに、と感じる人

・身内だけじゃない読者をもっと増やしたい人

サメダ
サメダ

web小説投稿を始めたばかりだと、わからないことが多くて、不安もありますよね。

このシリーズでは、数年前までweb小説初心者だった著者が、こんなことでつまづいたので、気を付けたらいいかもよという内容を、小説投稿サイト初心者向けに書いています。

今回の小説投稿サイトビギナー生存戦略は、

「身内の称賛には感謝しつつも冷静でいよう」

です。

以下、どういうことなのか理由を書いていきます。


身内の称賛には感謝しつつも冷静でいよう

Webで小説を上げていると、しぜんと、気の合うユーザーさんと交流するようになってきますよね。自分の作品を褒めてくれる時もあります。嬉しいですよね。

著者も、ノー人脈から小説投稿サイトにアカウントを取ってみて、交流ユーザーさんたちのやさしさに、何度心励まされたか知れません。

それだけに、ここで注意したいことがあります。

Webで交流している友達(=身内)というのは、基本的に、あなたの作品に対して、良いことしか書きません。

ちょっと考えても見てください。あなたと友達でいたいのに、あえて悪く書いて揉めたいわけがありません。

良いところを褒めてくれますし、こちらだって言葉を尽くして褒めます。そこにいいとか悪いとかはなくて、人間関係ってそういう部分があるという話です。

身内による賞賛に浸かっているのは、とても心地が良いです。しかし、新規読者を増やしたいと考える場合、客観性を忘れてしまうのは危険です。



自分の小説がどのくらいのレベルにあるのかは、冷静に把握しておいたほうがいい

実力と発言が乖離していると、痛いやつだと思われるかもしれません。

また、はるかにレベルの違う人に対して、「私の方がスゴイのに」と勘違いの嫉妬をしてしまう、という無駄な労力を省けます。

自分で自分の暴走を止められる冷静さがないと、黒歴史的創作に突き進んでしまう可能性も否めません。

じゃあどうやって実力を知るのか?

と言えば、小説投稿サイト内のランキングや評価数を冷静に受け止める、というのも役に立ちますし、もっとよい方法があります。



コンテストに参加する

コンテストに参加する!

これがイチオシです。これほど客観的に自分の実力を測る方法はありません。

各小説投稿サイトでは、頻繁にコンテストを行っているので、それに参加してみましょう。なおこの場合、選考途中で読者投票がある、SNSフォロワー数がものをいうコンテストは外したほうがいいです。

おすすめは、短編コンテストです。短編なら制作時間もさほどかかりませんし、コンテスト開催頻度も長編より多い気がします。ボツったら使いまわせばいいので、気軽に応募してみましょう。

おすすめのコンテスト(短編)

超・妄想コンテスト

小説投稿サイト・エブリスタが2週に1回のペースで新しいお題を出している、短編のコンテストです。

この賞は、読者投票がありません。

また、本棚数やスター数が振るわなくても、選考に恐らく影響がない賞です。

規定文字数は8000字まで。賞金枠は3つあり、大賞に入ると3万円が貰えます。さらに、賞に入ると、河出書房新社の『5分シリーズ』という書籍に掲載されるチャンスもあります。

・参考記事↓

(オレンジ文庫の)短編小説新人賞

オレンジ文庫の短編小説新人賞の規定文字数も、妄想コンテストと近いです。

・関連記事↓


コンテストに受賞すると、その作品に興味を持ってもらえるので、読みに来てくれる人も増える傾向にあります。

また、場合によっては賞金が入りますのでモチベーションが高まります。賞を取るメリットは、他にも、受賞をSNSでつぶやくとフォロワーが増えやすい、などの点もあります。


まとめ

・小説を褒められた時こそ冷静に

・短編コンテストは、実力チェックになるので、参加がおすすめ


サメダ
サメダ

このシリーズの次の記事は、「相手の小説の感想を書くことによって、自分の作品を読んでもらいやすくなる。じゃあ、その書き方のコツとは?」という内容です↓

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