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創作に楽器を出したいけど全然わからない人におすすめの本

楽器解説本おすすめ3冊記事 創作全般

創作をしていると、楽器について調べたいときもありますよね。

小説だと、具体的な演奏法などが分かっていると、演奏シーンのリアルさが増します。

イラストでも、楽器を使った演奏のシーンはけっこう需要があります。ただ、楽器って、ものによってはかなり入り組んでいるので、資料ナシで描くのは難しいですよね。

動画で見れば事足りるのでは? 

と思うかもしれないのですが、楽器のパーツの細部は本で見たほうが分かりやすいことが多いです。

そういうわけで、音楽のド初心者の私が何冊か読んでみて、創作時に助かった本を紹介してみました。

『ケータイに便利な世界の楽器詳解図鑑』

そもそも楽器の名前が分かんない、というレベルの人には、

・『ケータイに便利な世界の楽器詳解図鑑』

がおすすめ。私もそのレベルなので、この本は助かりました。

ケータイに便利な世界の楽器詳解図鑑では、楽器が以下の6章に分類されています。

  • 鍵盤楽器
  • 弦楽器
  • 管楽器
  • 打楽器
  • 民族楽器
  • 電子楽器

それぞれの章の楽器がどういうものなのかの説明が冒頭にあり、その系統にカテゴライズされる楽器が1つずつ紹介されていく流れです。

この本は全ページが青+黒の2色版です。

楽器の図解部分はモノクロ線画イラストです。

ですので、それぞれの楽器の色に関しては自分で調べる必要があります。ただ、イラストに落とし込んであるおかげで、情報が整理されており、作画に使いやすいです。

この本では、楽器の図解のほか、

  • その楽器の歴史
  • 演奏方法
  • 外国語表記

などが簡潔に説明されているので、非常にざっくりとですが、いろいろな世界の楽器についての知識が得られます

この『ケータイに便利な世界の楽器詳解図鑑』のいいところは、お試し買いしてもあまり後悔しない価格だという点です。

また、サイズが小さめなので持ち歩きが簡単なところも利点です。

GOOD
  • とにかく解説本にしては価格がお値打ち。サイズもコンパクト
  • 軽く楽器を調べたい人向き
BAD
  • 2色版でコンパクトサイズなので、良くも悪くも情報がシンプル
  • 楽器1つにつき挿絵は1つなので別の角度から見たい時は、ほかの本やサイトで調べる必要があります




『一冊でわかる楽器ガイド―ビジュアルで楽しむ美しい音色の世界』

オーケストラについて知りたい、という人に向いている本がこれです

・『一冊でわかる楽器ガイド―ビジュアルで楽しむ美しい音色の世界』

初心者向け、という評があるのですが、たしかに初心者には十分助かる本だと思います。

とくに、

  • オーケストラにはどういう楽器が使われるのか? 
  • どういう楽器配置になっているのか?

などのニーズにこたえてくれる本です。

オーケストラで使われる楽器はだいたい一通り掲載されている印象です。

GOOD
  • この本はカラーなので、楽器のどの部分が何色なのかわかりやすい
  • 実際に演奏しているポーズの写真があるので、作画がはかどりやすい
BAD
  • 古い本なのでおそらく図書館か中古でしか手に入らないです

ほかに、初心者向けで手に入りやすいカラー解説本だと、『カラー図解 楽器の歴史』もあります。




『のだめカンタービレ』

クラシック音楽をビジュアルで楽しみたい人におすすめのマンガ。

現在手に入りやすい新装版は全13巻。

ご存じの方も多いかと思いますが、ピアノの天才でちょっと変人な野田恵が繰り広げる音楽コメディです。ドラマ化、アニメ化、映画化もされています。

楽器を演奏することの楽しさ、苦しさがぎゅっと詰まった一冊です。

楽器も精緻に描かれており、実際どういう感じで演奏されているのか、その楽器を演奏する人の悩みは何か、などが、スムーズに入ってきやすいです。

GOOD
  • 楽しみながらクラシックについて理解が深まります
  • 新装版は、おまけページが加わっているので旧版よりお得感があります
BAD
  • 全巻揃えるとけっこうお値段しっかりめです。電子書籍なら多少安くなります



まとめ

ざっくり世界のいろいろな種類の楽器について知りたい人は、『世界の楽器詳解図鑑』がおすすめ。

実際に演奏しているところは、『楽器ガイド』が分かりやすいかなと思います。これらと動画を組み合わせることで、理解が深まりやすいかと思います。

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