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好きな商業クリエイター(作家・イラストレーター・漫画家など)を応援する方法

クリエイター応援する方法記事アイキャッチ 創作全般

この漫画やイラスト、小説、おもしろいな。

もっとこのクリエイターの作品が見たい。と、作者のファンになることもあるかと思います。

そんな時、応援をしてあげると、そのクリエイターが、商業で作品を発表し続ける助けになる場合もあります。

この記事では、クリエイターの応援方法について、具体的に書いていきます。



好きなクリエイターを応援する方法

商業誌では、そのクリエイターに仕事を依頼するかどうかは、編集部や企業自体の意向によるところが大きいです。

そのため、以下のような方法が比較的効果があるかと思います。

  • 応援したいクリエイターがSNSをやっている場合、フォロワーになる
  • 作品の感想をweb上でつぶやく
  • 編集部に感想を送る
  • 単著の場合、買ってあげる

どういうことなのか、順に見ていきます。




そのクリエイターがSNSをやっている場合フォロワーになる

取引先によっては、そのクリエイターのSNSフォロワー数で、態度を変えてくる場合があります。

「フォロワー数が少ないクリエイターが不利」というよりは、「フォロワー数の多いクリエイターが優遇される場合がある」という感じです。

これは別にそれほど不公平というわけではなく、商業誌は利益追求が大前提なので、SNS拡散力のあるクリエイターが、編集部から、より優遇されるのは、ある種の自然の摂理と言えなくもないです。

そのため、応援したいクリエイターがSNSを運営している場合、なるべくフォロワーになって応援してあげるとよいかと思います。

フォロワー数の多いクリエイターは、交渉のときも不当な扱いを受けにくくなり、結果的に活躍のチャンスが与えられやすくなります。フォロワー数はクリエイターの後ろ盾になるんですね。

また、クリエイターとしても、ひとつの取引先と縁が切れてしまって、別の会社に営業をかける時に、フォロワー数が多いと、有利になりやすいです。


作品の感想をweb上でつぶやく

作品や商品の感想をつぶやいたら、公式アカウントから「いいね」やフォローを貰った。

そんなケース、意外とありませんか?

また、クリエイターサイドの場合、締切ぎりっぎりなのにSNSに浮上していたりすると、編集部から督促が来たりすることもあります。

自社の発行物が一般ユーザーにどんな感想を持たれているか、連載中のクリエイターの普段の言動など、編集部や企業は、けっこうマメにチェックしている場合もあるようです。

そこで、SNSやブログで、応援したい作品の感想を積極的に呟いてみましょう

作品が話題にされればされるほど、そのクリエイターに対する世間の注目度が増すので、編集部もそのクリエイターを無碍にしにくくなりやすいです。

もちろん、webに作品の感想を上げる時は、極力ポジティブに書いてください。

よかれと思って直してほしいところを書く場合もあるかもしれないですが、webは誰が見ているかわからない場所です。

たとえば、あなたより熱心なファンがいて、アンチと思われてトラブルになるかもしれません。

web上で発したネガティブワードは、自分に返って来やすいです。書き方には十分気をつけましょう。

ミステリー要素などがある作品などは、考察などを書いて盛り上げていくのもいいかもしれません。

自分だけで作品を褒めているだけでは、熱心なファンの人がいる、くらいで終わってしまうかもしれないので、作品を人にすすめて着実にファンを増やしていくのも、クリエイターへの大きな後押しになります。


・『清く楽しく美しい推し活 ~推しから愛される術』(東京法令出版)

こちらはアイドルの推し活の本なのですが、弁護士の視点で、推しに迷惑になりにくい推し活の方法について書かれている点が役に立つかも。


・『だからオタクはやめられない』(KADOKAWA)

こちらの本は、一度でもオタク的な活動をしたことがあるなら、すごくうなずけるネタが取り揃っているコミックエッセイで、共感度が高めです↓



編集部に感想を送る

これはかなり効果的な方法です。

書籍などでは、「○○先生へのお手紙はこちら」「当雑誌へのご意見、ご感想はこちら」などと、送り先が書いてあるケースが多いです。また、読者アンケートのはがきが挟まれている場合もあります。

Web配信の場合でも、感想を受け付けるフォームがHPに用意されている場合があるので、探してみましょう。

その送り先に、応援したい作品の感想を書いて送ってみましょう。

クリエイターは編集部から、こんな感想が来ていたよ、と教えてもらえることで励みになります。

また、編集部に直接感想を送れば、SNSで呟くより伝わりやすいです。

編集部は、わりとユーザーの感想を取り入れて、次の発行物作りを行っていることもあるようです。

感想を送ったら、しばらくしてその雑誌の構成がちょっと変わっていた、などとということもありました(偶然かもしれませんが)。

なお、以下のようなものは、クリエイターへの転送対応が難しいので、送られても困るらしいです。送らないようにしましょう。

  • 飲食物全般
  • 大きなもの、重量物
  • 割れ物など壊れやすい物全般
  • 生花、植物
  • 金券
HJ文庫HPより




単著の場合、買ってあげる

応援したいクリエイターが本を出している場合は、図書館や中古で消費するのではなく、新本を買ってあげましょう

特に、単著の場合、その発行物の売れ行きは、そのクリエイターが商業で今後もやって行けるどうかに、大きく影響してきます。

ネット通販で買った場合、高評価のレビューも入れてあげるとよいかと思います。

高評価レビューがたくさんついている商品って、商品のことが全然わからなくても、なんとなく、いい物なのかな? と思えてきますよね。

購入を迷っている人が、購入に踏み切ってくれる一助になりやすいです。

ただ、あんまりベタほめし過ぎるとサクラ扱いされるので、理性を保ったレビューが大事かと思います。


・(参考)推しへの浪費を肯定してくれる本↓

『浪費図鑑』(小学館)




まとめ

好きなクリエイターを応援する方法はいろいろあります。

お金を使う余裕がある人は、なるべくお金を使ってあげるとよいかもしれません。そんな余裕がない人は、感想を送るなどして支援してあげましょう。

もっと作品を見てみたい商業クリエイターがいたら、積極的に応援してあげましょう。応援してあげることで、あなたもそのクリエイターの作品を継続して楽しむことができる可能性が増えます。

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