自著が出た。嬉しい。
自分だけで喜んでいるのも何なので、お世話になった図書館に寄贈したい。
でも寄贈は迷惑だという話も一部では聞くし、どういうことに注意したらいいか知りたい。
という人向け記事です。
実際に寄贈をしてみた人が書いてみました。
寄贈OKかどうかをまず確認

寄贈を受け付けている図書館と、そうでない図書館があります。
受付OKかどうかは、それぞれの図書館の公式HPを見れば、たいてい載ってます。そこをまずチェックします。
HPでは不明の場合は、問い合わせフォームから質問、あるいは電話で問い合わせをしてみるといいかと思います。
とにかく、図書館側にも都合というものがあるので、向こうの受け付け状況を確認するのが最優先です。
本なら何でも喜んで受け入れてくれるだろうと思うのは、こちらの思い込みです。図書館も自分もwin-winになるような寄贈ができるよう気を配っていきましょう。
※図書館事情が分かる本はこちら↓
なお、寄贈受付OKの図書館でも、こういう本はNG、と具体的にNGな本の例が記載してある場合もあるので、寄贈しようとする図書館の情報は、よく見てください。
汚れのある本や壊れている本、書き込みのあるもの、古い実用書や旅行ガイド、古い百科事典や全集、学習参考書、雑誌など図書館での活用が困難なものの寄贈はご遠慮ください。
大阪市立図書館のHPより
上記のような感じで、HPでNG事項を教えてくださっているケースも多いです。
事前に、自分の寄贈したい本が、寄贈希望先図書館のNG事例にあてはまっていないかチェックしてみましょう。
HPを見ればわかることを問い合わせるのは、図書館の仕事を増やしてしまいます。なるべくこちらで可能な限り準備してから問い合わせするのが大事。
寄贈OKとなったら

これも図書館によってまちまちなのですが、その図書館指定の方法で寄贈を申請してください。
寄贈申込書という書類を提出して申請する図書館が多い気がします。
この申し込みが通れば寄贈となり、送付か持ち込みで寄贈、というのがだいたいの流れです。
申込書は、HPから申込用紙をダウンロードできるようになっている図書館も多いです。
申込書の体裁も図書館によってまちまちですが、寄贈する本のおすすめ理由などを書く欄を設けている図書館もあるようです。
なお、寄贈申し込みは、「寄贈資料の取り扱いについては、図書館に一任する」ことを許諾することで成立するケースが多く、寄贈後、その本がどう扱われるかは、図書館次第です。
寄贈しても、配架されない場合もあり得ます。ほかの施設に送られる場合もあります。
寄贈する場合は、そういう可能性も織り込んでおく必要があります。あとから扱いについて不満を抱いても、どうしようもないので。
郷土資料がおすすめ

図書館は寄贈を受け付けていない場合もあります。
ですが、そういう図書館でも、郷土資料は集めている場合があります。
郷土資料とは、「郷土及び郷土人について記述された資料,又は郷土人の著作物のうち近代以降に発行された資料」を指すようです(茨城県立図書館HPより)。
たとえば、その地域にゆかりのある作家(やクリエイター)の本も集めている場合が多いです。
なかにはその地方出身者の自費出版物(同人誌なども)を集めている図書館もあります。
自分の地元の図書館に、自著を郷土資料として寄贈するのが、一番受け入れてくれる可能性が高いのではないでしょうか。
もちろんそれでもNGの場合もあるので、図書館への問い合わせはマストです。
いつ頃配架されるか
寄贈したからには、たくさんの人に借りて欲しいですよね。いつ配架されるかは気になるところだと思います。とはいえ、これも図書館によりけりです。
なお、サメダが寄贈した図書館は、1カ月くらいで配架されました。
ただ、web記事を読んでいると、2、3か月かかったという人も見るので、わりと気長に待つのがいいかと思います。
寄贈のデメリットはあるのか
寄贈しても配架されない可能性がある、という以外に、特にありません。
強いて言えば、郷土資料として寄贈した場合、そこの地域にゆかりのある作家なんだな、というくらいのことはバレます。
完全に身元を秘匿したい人は、郷土資料としての寄贈は避けたほうがいいのかも。
全国の図書館の蔵書は、国立国会図書館の蔵書検索で調べることができてしまうので、誰でも見ようと思えば見られます。
まとめ
- 寄贈したいときは、まず図書館のHPで寄贈OKか確かめる。
- いきなり本を送り付けるのは絶対にNG。
- いつ配架されるかは図書館次第なので、気長に待つといいかも。
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