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これを頼まれると大変すぎてイラスト描きの体重が減るテーマあるある

イラスト描きの体重が減るほど難しい依頼あるある イラスト関連

イラストレーターと名乗るからには、何でも描けるに越したことはないですよね。

実際、いろいろなものを描いてほしいという依頼が来るんじゃないでしょうか。

イラストレーターごとに分野の得意不得意がありますので一概には言えませんが、

これを依頼されると、わりと身が細るほど難しいor手間が大変なものあるある

をまとめてみました。

他にもあったらぜひ教えてください。

スポーツ関連のイラスト

大変な点あるある

  • 動きがあるものを求められるケースが多く、人体構造を把握していないとかなり難
  • 作画難度が飛びぬけて高い印象なのが、バレエ・ダンス系

スポーツによって、使う器具・コスチュームの指定・ポーズなどが厳密な場合があります。

そういう時に限って、資料はいただけなかったりすることも。そうなると、それを調べるカロリーなどもかかってきます。

人体を描いたら次に服ですよね。

サッカーなど、集団競技でユニフォームみたいなものがある場合は、一度デザインを決めてしまえば、コピペで処理できる場合もあるのでそれほどでもないのですが、

  • 競技ダンス
  • アイススケート

あたりは衣装がプレイヤーごとに違うため、衣装を考えたりする必要があり、イラストレーターを手間と難度で瘦せさせがちです。

ダンスに関しては踏み出す足、手の添え方に至るまでかなり細かいルールがあるので、その辺のリサーチが、基礎知識がない場合、かなり体重減ります。



オーケストラのイラスト

大変な点あるある

  • 人体と物体の構造把握+遠近法の習得が必要で、相当に難
  • 楽器を正確に描かないと楽器警察の目が厳しい上、楽器の作画カロリーが高い

楽器演奏しているシーンの絵は意外と需要があります。イラスト描きは、頼まれることも珍しくないのではないでしょうか。

オーケストラはその最高峰に位置すると言っても過言ではないです。

オーケストラは描かなければいけない楽器の数も人の数も多く、しかも人間・物体・遠近法がある程度習得できていないとなんだか変に見えてしまうという、イラストレーター泣かせの地獄みがあります。

細密に描いてくれという指示があった場合は、報酬額をよく見て、ちょっとでも納得いかなければ、断ってもいいくらい大変です。

楽器が好きな人なら難なくこなせるテーマなのかもしれないのですが、楽器に親しんだこともないイラストレーターだと、

まずオーケストラで何の楽器が使われるのか? 

ですとか、

あの長い黒い洋風の笛みたいなやつは何て名前なの? 

みたいなところから入らざるをえません。楽器をひとつひとつ調べて描いたことがありますでしょうか。わりと身も痩せる思いになること請け合いです。

歯を食いしばって、オーケストラ絵を仕上げたとします。

そこで、嬉しくなって、「自分はオーケストラも描けちゃいますよ」アピールをすると(=HP等で実績公開してしまうと)、それを見た別の出版社から、またオーケストラを頼まれたりするスパイラルも発生しがちです。

そういうのが好きで専門に描きたい人なら話は別ですが、そうでないイラストレーターだと、大変すぎて白目になっている可能性もあります。




歴史もののイラスト

大変な点あるある

  • 資料が少ない場合などは、下調べコストがかなりかかる
  • 適当に描くと歴史警察に叩かれる恐れも

歴史は髪型から服装、背景・小物に至るまで、調べないといけないことの塊です。

歴史好きなら楽しんで描くだろうと思うかもしれません。

そういう人もいるかと思うのですが、一方で、歴史好きは、自分より歴史に詳しい者が無数にいることを知っている場合も多く、突っ込まれないかと内心震えている可能性もあります。


多色版のイラスト

大変な点あるある

  • 色ごとに版を作らないといけないので、実は、カラー並みの労力がかかる
  • 作り方によっては、カラーより手間がかかる

そして多色版がイラストレーター泣かせである最大のポイントは、

手間のわりに、カラーより画料が低いケースが多い

ところです。

面積が大きかったり数が多かったりに加えて、多色版×低賃金×短納期だと、イラストレーターの心は地獄をさまよいます。

せめて多色版は、金は出せないにせよ、納期は多めにとってもらえるとイラストレーターのQOLが上がりありがたいので願ってやみません。



効率の良い作画環境を整える

大変な作画依頼が来たのでつらい。やりたくない。

と思っても、受けた以上は納品する義務があります。

効率について考えていかざるを得ないところに追い込まれた時、じゃあどうするかなのですが、自分が至らないところは道具で補う、という手もあります。

作画方法は人によってまちまちだと思うのですが、個人的にはipadか、液タブがあると作画効率がいい気がします。画面に直接描くので。

液タブは高いものもありますが価格はピンキリです。

ですので、まずサイズは13インチくらいので安いのを買ってみて、画面に直接描くことへの相性が良ければ、日本製のいいものを奮発して買ってもいいのかな、という印象です。

たとえばこれとか。



まとめ

すべてのモチーフには、そのモチーフなりの難しさがあるという前提なのですが、オーケストラ×多色版あたりが、イラストレーターの体重が、一番減るのではないかという個人的印象。

このブログを書いている人
サメダ

小説を読むのが好きで、一般文芸系小説賞の下読みを数年しています。
公募勢でもあり、これまでの獲得賞金は180万超。
このブログでは創作、公募について発信していきます。記事内容は、公式とは無関係で、著者の主観による部分が大きいことをお断りしておきます。
文章書き、小説感想書きのお仕事承ります。問い合わせフォームからメッセを投げてみてください。

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