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コンテスト郵送応募の注意事項&チェックリスト

郵送応募の注意点記事アイキャッチ 公募情報

公募・コンテストへの応募は、最近はwebフォームやメールが主流になってきました。

しかし、webに疎かったり、インターネット環境の調子が悪かったりと、いろいろな理由で、郵送応募をする必要に迫られるときもあるかと思います。

そんなこれから郵送応募をしようと考えている人のために、この記事では郵送応募主流時代からの古参公募勢のサメダが、注意したい点、お得に送るコツなどを書いていきます。

なお、基本的には、公募先の郵送ルールに従って応募するのがセオリーです。

郵送で気を付けたいのは折れ、濡れ、汚れ

郵送は、データじゃなくてリアルに存在するものを自分の家から公募先まで送りますよね。

特に気を付けたいのは、折れ濡れ汚れ、それから梱包の甘さで中身が出てしまう、などです。

折れやすいのは、中身があまり入っていない、ぺらぺらしていてかつ大きめの郵送物です。

A4サイズがそのまま入る、角2封筒などは、封筒自体が大きいので、届いた時に角が折れていたり、送る前に折れたりしやすいです。

・(参考)角2サイズはこれです↓

公募によく使うので、私は100枚入りを買ってストックしています。

公募でいうと、角2を使ってペラペラになってしまうシーンは、A4に刷り出した短編小説などを入れるときでしょうか。

こういう状態になった郵便物をうまく送るコツが以下です。



折れ、濡れを防ぐコツ

  • 厚紙を入れる
  • クリアファイルに入れる
  • 郵便物の表面に赤字で「折曲厳禁でお願いいたします」と書く
  • レターパックを使う
  • 書留で送る

厚紙とクリアファイルはどっちでもいいですが、クリアファイルに入れると、多少の水濡れは避けることができやすいです。厚紙とクリアファイル、どっちも入れておくとより安心です。

クリアファイルに入れないでください、という公募もあるので、そこは応募規定に準じてください。

送るときは、郵便物の宛先や宛名の下に「折曲厳禁でお願いいたします」と赤字で書いておきましょう。書くのがめんどくさい人はスタンプもあります↓

折曲厳禁と書いても、金銭的に折れた時の補償をしてもらえるわけではありませんが、多少、郵便物を扱ってくださる方に、気を付けてもらえるかもしれません。(補償して欲しい時の郵送法は後述します)

A4サイズ程度のもので、封書で送りたい場合、一番おすすめの郵送公募の方法は、レターパックで送ることです。

レターパックの種類は二種類あります。

  • レターパックプラス(600円)
  • レターパックライト(430円)

です。どちらも、A4のファイルが入るくらいのサイズまでが送れます。

プラスとライトの違い
  • プラスは厚み制限がなく4キロまで。ライトは厚み3センチ以内、4キロ以内
  • プラスのみ、対面でお届け(ライトは郵便受けへ)
レターパックのメリット
  • 切手を貼る必要なし
  • 土日、休日も含めて毎日配達
  • 配送状況が追跡ができる

レターパックを買った時点で、送料は払い込んである状態になるので、追加料金は必要ありません(郵便局が料金改定をしなければ)。あとは中身を入れて宛名を書き、送るだけです。

レターパックのいいところは、レターパック自体が厚紙なので、折れにくく濡れにくい点です。また、土日、休日も含めて毎日配達してくれるので、公募〆切ギリギリ勢の味方です。

厚み3センチ以内、4キロ以内ならレターパックライト(レターパックの安い方)で送れるので、長編小説公募はこれ一択くらい便利かと思います。

レターパックは普通郵便よりは高いのですが、厚紙を入れなくていい+土日祝配達+追跡の機能がついている、と考えるとお得感はあります。

ところで、おすすめ度は低いのですが、内容物が壊れたりしたときに、保証をかけておきたい、という人は、郵便局に行って、書留で送りましょう。

書留の種類はいくつかあるのですが、公募にお金のかかったものって普通送らないので、一番安い簡易書留でいいかと思います。

汚れを防ぐコツ

これ、〆切に間に合わない! と急いでいると、ちょっと汚れがついてしまった郵送物を、最悪の天候の日に投函したりしてしまいませんか?

送ったものが汚れていると、印象がよくありません。それで選考に落ちるというのは考えにくいですが、他の人の送ってきた郵便物まで汚してしまうと迷惑になります。

どんなに焦っていても、梱包前には手を洗いましょう。それだけでもだいぶ変わります。

特に油汚れは広がりやすいので気を付けてください。

料理しながら片手間に、ですとか、何か食べながら梱包する、などは避けたほうがいいです。

また、雨の日にポストに投函するのはあまりおすすめしません。濡れる可能性が増すからです。その場合、郵便局の窓口に行く方がいいかもしれません。


秤の利用

秤(スケール)があると郵送料金がいくらになるか、郵便局に持っていかなくてもわかるので時短です。

レタパを使わない場合、定形外郵便物は重さで値段が変わります。

それを、必要分の切手を貼ってポストにすぐ差し出せるんですね。郵便局は、混んでいることが多いので、いちいち並ぶのが面倒、という人はあったほうが便利です。

1グラム単位で測れる秤ならば、基本的に調理用秤で大丈夫かと思います。防水がおすすめ↓




金券ショップを利用する

ガンガン郵送する人は、切手やレターパックは金券ショップでおおめに買っておくといいかと思います。郵便局に行くより、わずかに安く買えます。

ただ、大量に買うのでなければ、あまり変わらないです。郵便局が近いなら、郵便局に行って必要分だけ買う方が、ガソリン代や時間が有効に使えます。


郵送応募チェックリスト

郵送前に気を付けたほうがいいことをまとめてみました。郵送する時に見返すとお役に立つかも。

まず一番大事なことはこれです。

  • 〆切日を過ぎていないか

次に大事なことは以下です。

  • 手を洗った?
  • 梱包作業に使う場所が汚れていないか?
  • 必要なものは全部入れた?
  • 送る物に髪の毛やゴミが入っていないか?
  • 宛先は油性で書いた?(水性は雨に当たるとにじみます)
  • 粘着性の低いテープで梱包していないか?(マステはやめたほうがいいかと)
  • 切手は貼った?(レタパ以外)
  • 今日は雨降りではないか?
  • ポストに投函で間に合うのか(不安なら郵便局へ行った方がいい)

ご武運をお祈ります。


・(参考記事)こちらもいかがでしょうか↓



まとめ

A4サイズまでの封書を送る場合は、レターパックライトが一番おすすめ。レターパックで送っておけばだいたい無難。ただし補償が付かない。破損した時、補償が下りるのは書留。

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