どうやったらエブリスタで読まれるか?
それはエブリスタ住民の永遠の悩みですよね……
このシリーズでは、エブリスタで読まれたい勢の著者が、読まれるためのアイデアを考えてみてます。あくまで主観です。
古参のユーザーからも、アドバイスをいただいて書いているので、多少何かのお役に立つかも?
前回記事では、特定のジャンルを極めて読者を増やす、というアイデアを書きました。
今回紹介する手法は、こちらです。
作品内容を、読者層に寄せて読まれやすくする
どういうことなのか以下、詳しく書いていきます。
作品内容を、読者層に寄せる
ランキングやコンテストを勝ち上がっていくためには、ターゲット層の年代やライフスタイル、嗜好に合わせていくことは不可避です。
で、エブリスタの読者層ってどんなかな、と、ランキング上位の作品傾向から考えてみました。
読者層の傾向が顕著に出ているのが、「恋愛」、「BL」ジャンルの人気と、「エッセイ・How To」「ノンフィクション」の上位作です。
「恋愛」、「BL」ジャンルが人気
この二つのジャンルはエブリスタの二大巨頭です。
例えば、「恋愛」ジャンルでは、スパダリものをはじめとする、男ハイスペ女貧乏の、格差婚系の作品が恋愛物の上位に来ていることが多いです。
「大人の恋愛」というタグが好まれてよく使われています。
このことから、エブリスタはわりと年齢の高めな女性ユーザーが多いと言えそうです。あるいは、ランキングにかかわる評価点を入れてくれやすいのは女性なのかも、ということかもしれません。
既婚者エッセイが人気
エブリスタの、「エッセイ・How To」「ノンフィクション」ジャンルでは、日記が多いのですが、中でも、既婚者の日記(女性)がランキング上位に来ています。
どんな内容かというと、
子育てと夫・姑・仕事への愚痴もの。不倫系。病気系。
これらがランク上位に出てくるのは、読者をたくさん抱えている古参のユーザーが書いているからというのもあると思うのですが、それだけじゃ説明できないんですよね。
読者も、それらの話題に共感してるから長く継続して読みに行ってるんじゃないでしょうか。
そのため、子育てしている年代の女性読者っていうのは、エブリスタを支えてる層としてはわりと厚いものなんじゃないかと推測されます。
以上の2点から、
女性(特に子育て世代)が不快感を持つような作品は、エブリスタでは、他小説サイトよりウケにくい傾向があるのかもと思われます。
逆に、子育て四苦八苦系エッセイ、姑とのバトルエッセイなんかを上げてみると、共感するユーザーを獲得しやすいのではないでしょうか。
エッセイである程度読者を囲い込んでから、小説を上げてみるとか。
それならおそらく、本棚数が0ってことにはならないと思います。ちょっと迂遠な方法ですけど。
・エッセイジャンル参考記事はこちら↓
ところで、けっこう、無職っぽいユーザーもいる印象なので、無職の方は、同じ境遇の友を増やしていくのも手かもしれません。
無職という状態をどう生かすは自分次第です。無職を脱するエッセイを書いてみてもいいかもだし、まったり無職ライフエッセイも悪くないかもですね。
なんにせよ言えるのは、自分からさらけ出してみないと、仲間は集まってこないです。
読者数を増やすには、自分のライフスタイルや人間性に共感してもらって、好きになってもらうのも手ではないかなと思います。
まとめ
作品が好き、っていう読み手より、作者の人間性が好き、って言ってくれる読み手のほうが、より深いファンになってくれるかもしれません。
次回のエブリスタで読まれたいシリーズは、
「投稿作品の表紙絵をイラストレーターに描いてもらって勝負をかける」という内容です。
美麗なオリジナルイラストを付けてもらうと、どんなメリットがあるのか? イラスト発注の時のちょっとしたコツなどを書いています
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